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家事・育児負担の偏りが加速する理由

「俺、けっこう家事をやってると思うんだけど、なかなか妻が喜んでくれないんだよなぁ。。。どうしてだろう?」

まぁまぁよくありますよね。

今回は「家事・育児負担の偏りが、どんどん加速していく理由」について考えてみます。

ぜひ、最後までご覧ください。

この記事は…

・プレママ、プレパパ
・育児休業を検討している人
・家事、育児の負担感に差があると感じている人

に役立つ記事です。

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☆家事・育児の負担感を平等にするのは難しい☆

家事育児の種類は山のようにありますね。

これらの負担感をパートナーと平等にするのは、かなり難しいです。

その理由を考えてみます。

☆家事・育児の言語化の難しさ☆

1.家事育児の言語化の難しさ

Voicyでワーママはるがおっしゃっていたのが「家事・育児の言語化の難しさ」です。

少し前からよく「名もなき家事」と言われますが、

男性の皆さんにとってみれば

「おいおい、そこまでやるなんて聞いてないよ〜f^_^;」という気持ちは

あるんじゃないでしょうか?

家事・育児は結構その人の独自方法でやっていることが多いので、

言語化が難しい部分ですよね( ;´Д`)

その家庭ごとに全て“マニュアル化“できればいいかもしれませんが、

作るのも嫌だし。。。(笑)

見るのも嫌だし。。。f^_^;

そもそもそんな時間、どちらにもないし。。。です。


2.伝えられないが故に引き継げない

家事・育児の“やり方“は、

細かい部分まで含めると、それこそ十人十色です(^_^;)

仕事で考えてみましょう。

仕事の場合には“マニュアル化“されている業務もあり、

そういったものは引き継ぎがしやすいですよね(・∀・)

しかし自分だけが請け負ってきた仕事や、

自分のやり方なるものがある場合、

それを他の人に引き継ぐのは、かなり難しかったりします。


3.結果、どちらかがやるしかなくなる

相手が自分の思っている通りにやってくれない、

やってもらえないことにイライラすると、

「あ〜、もういい!私やるわ!\\\٩(๑`^´๑)۶////」

結局どちらか一方がやってしまう。。。


4.自分のスキルとパートナーのスキルに差がつく

そして、片方のスキルだけが磨かれていき、

パートナーとのスキルレベルにますます差がついていく、

という悪循環が発生します。

コレが進んでいくと、もはやパートナーはもう一方の家事・育児領域に入ってくることをしなくなります。

ますます片方の負担だけが増えていく、ということですね。。。。(´;Д;`)

☆寝かしつけの難しさ☆

あらゆる育児の中でも「寝かしつけ」ほど千差万別なものはありません。

寝かしつけの方法に仮に一般論があったとしても

それで我が子が寝るかどうかはわかりません。

というか、一般論で寝てくれるなら、苦労しません(笑)f^_^;

そうすると親自身が我が子に合わせてカスタマイズをするわけですね。

そして“効果が認められた“ものを知見として貯めていき、

やがてその子を寝かしつける“スキル“が完成します。


しかし、その知見をパートナーと共有しつつ、

それを再現できるように訓練しなければ、同じようにはできないんですね。

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☆「難しいじゃ困る」☆

さてさてここまで家事育児の負担感の平等化が難しい理由を述べてきました。

では一体どうすればいいのか?

もちろん第一義的には「パートナーと同程度できるように努力すること」です。

最終的にスキルに多少の違いがあったとしても、

ある程度できるようになりさえすれば、パートナーの“代わり“を務めることができます。

コレがめっちゃ大切なんです!(キッパリ!)(`・∀・´)

パートナーの育児の負担を低減させるには“代わってあげる“のが最も手っ取り早いです。

場合によってはシッターさんを頼むとか、実家に預けるとか方法は他にもありますよ、、、

ただそれができない人もいるはずです。

そうなってくるとパートナーを助けられるのは自分ですよね。

まずは、相手に“代われる“くらい頑張ってみましょ♪


それでも両方が同じレベルになるとは限りません。

その場合には

私は、相手に求めすぎず、自分も気楽にやる。

コレしかないと思っています(笑)

あと100%を求めない。

そんなにきっちりやりすぎなくても、

子どもがしっかり育ちますし、簡単にどうにかなったりはしません。

自分が担当する時には完璧を求めすぎない。
相手が担当しているものにも、完璧を求めない。

低めの合格点を決めておいて、それをクリアすればとりあえずヨシとしましょ♪

☆まとめ☆

✅家事・育児スキルは負担が偏りやすい
✅「言語化」が難しく、引継ぎにくい
✅相手に頼れないと自分がやる羽目になる
✅自分のスキルだけが上がり、負担は減らない
✅まずは相手に“代われる“まで努力する
✅その上で「完璧を求めない」

いかがでしたか?

負担感は“感覚“の問題ですから、

何かをしてもらったら「他のことでお返しする」という方法もあります。

しかしどうしてもその時に相手にやってほしいことって、

あるんですよねf^_^;

正直私も、1日の最後の寝かしつけは妻に任せたい。。。(笑)

しかし存外、自分の寝かしつけスキルが上がりすぎていて、

ついついやってしまっている自分がいます。

上記の記事が何かを参考になれば幸いです☆


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