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育休取得者が徹底解説☆「育児休業給付金」の実態と小ワザ2020

「育児休業を取りたいけど、給料が出ないとなると生活が心配だなぁ…( ;´Д`)」

という方は多いのではないでしょうか。

こちらの記事でも書きましたが↓

積水ハウスが取りまとめている「イクメン白書2020」では、

Q:男性の育休はどうすれば増える?(複数回答可)
1位:育児休業中の給料・手当が変わらない  88.5%

休業中の金銭面での不安は、多くの人が抱えているようですね( ;´Д`)

今回は、育児休業を取ると社会保険からもらえる「育児休業給付金」について書いていきます。

この記事は…

・育児休業を検討している方
・将来、育児休業をとりたい方
・これから結婚する方

に役立つ記事です。

☆結論:我が家では生活にさほど支障はなかった☆

私が育児休業に入ったタイミングで新型コロナウイルスが猛威をふるい、

外出ができずに支出が減ったという部分はあるにせよ、

少し生活を見直して、家庭での食事を心がければ十分暮らしていけています☆

家賃も光熱費も通信費もどうにか貯金を取り崩すことなく生活できています。

まぁ、そもそも乳児の面倒を見ていると、そんなに遠くまで出かけることもできませんので(^◇^;)


ただ正直なところ、10万円の給付金は助かりました(笑)ε-(´∀`; )

娘の分は、娘のオムツとミルクの購入代金のみに当てています☆

☆給付金ってぶっちゃけ、どのくらいもらえるの?☆

育児休業給付の1支給単位期間ごとの給付額(※1)は、「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数(※3)×67%(ただし、育児休業の開始から6か月経過後は50%)」により、算出します。休業開始時賃金日額は、原則として、育児休業開始前6か月間の総支給額(保険料等が控除される前の額。賞与は除きます。)を180で除した額です。
【↑厚生労働省HPより抜粋】


要は、育児休暇に入る前の平均月収を基準として、その67%が支給されます。

実際に私が会社に申請した時も、育児休暇に入る時に申請する書類に

総務課が書いた平均月収の記載があり、その67%が支払われています。

☆育休中は社会保険や厚生年金の支払いが無い☆

これまでの月収の2/3となれば、「生活がカツカツになるのでは…??」と心配ですよね。

もちろんそれまでの生活ぶりや収入に対する支出の割合にもよりますので

一概には言えませんが、1つ覚えておいて欲しいことがあります。

それは…



育児休業中は、厚生年金保険料や健康保険料、雇用保険料の支払いが無い、という点です☆(о´∀`о)

月の総支給額に対して税金等の控除額を引いて、いわゆる「手取り額」が決まります。

重要なことは、育児休業給付金は「平均月収の67%」であって、手取り額の67%ではない、ということです。

☆休業前と比べての実質の手取り☆

私の場合、毎月の給料から「健康保険料+厚生年金保険料+雇用保険料」で5万円超が引かれていました。

さらに仕事に行けば、高速代(会社から支給されない部分)や昼食代などがかり、

月に2万円ほど支出がありました。゚(゚´Д`゚)゚。

育児休業中はそれらの支出が一切ありません。

給与と比べて育児休業給付金の方が少ないとは言っても、

元々の手取り金額マイナス3万円くらいで済んでいます。

☆育休中も住民税は支払う必要あり☆

ただし注意をしておかなければならないのは、

育児休業給付金は育児休暇に入ってから180日が経過すると、

平均月収の50%に減額されます。

よって半年以上の育児休業に入る場合には、多少貯金はあった方が無難です。

また住民税は支払わなければなりません。

住民税は昨年の所得に対してかかるものなので、育児休業中も支払うのです。

私も先日市役所から納付書が届き(6月に届くらしい)、元々用意してあった貯金で年間分を支払いましたf^_^;(基本は3ヶ月分を1回で支払います。)

☆給付金は2ヶ月に1度が基本。だが1ヶ月ごとにする方法も☆

育児休業給付金は原則、2ヶ月に1回まとめて支払われます。

しかし会社の人事課に相談して1ヶ月に1回申請をすれば、毎月支払われます。

私は家計の管理を月単位で考えていたので、総務課にお願いして

毎月行うようにしていただいています。

あなたも会社側に相談してみると毎月申請を行ってくれるかもしれませんよ♪

【厚生労働省HP 育児休業給付金について】

☆まとめ☆

・育児休業給付金は平均月収の2/3が支払われる(180日まで)
・社会保険、厚生年金、雇用保険の支払いがない
・一方で住民税は支払う必要あり
・通常は2ヶ月に一度の支払いだが、1ヶ月に一度にもできる。

 日本の育児休業給付金は“世界一手厚い“という方もいらっしゃいます。

しかも今、給付金を平均月収の80%まで引き上げようという議論さえ

あるくらいです。

今後もしかしたら、もっと育休に入りやすくなる環境が整うかもしれませんね♪

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