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綻ぶ前の蕾だった。今でも大事な、恋です。


ちょっと歪んで生きてましたけれど

そんな私にも、甘酸っぱい青春に足を突っ込みかけた時がありました。


中学2年。

帰りのバスの路線が同じ、男の子がいて。


一緒にいて、単純に楽しくて

友達として好ましくて、

だけど男友達以外としては見てなくて


でも向こうが違った。


「俺はお前が好きだから」、と

メールの返信が返ってきた時のこと

今でも覚えてるよ。


君の想いには応えてはあげられなかった。

ごめんね。

だけど、優しい甘酸っぱい恋愛として

ずっと私の心の中に閉まってあるよ。


今度、いつか逢えたら言うね。


『あの時、私を好きになってくれて、ありがとう』


君のお陰で、分かったの。

恋愛って、綺麗で楽しいものだけじゃない。

数々の恋の裏には

痛みや涙のページが続いている。

だけどそれが恋愛の醍醐味で

それを昇華させて、大事に心の箱に溜めていくと

時を経て、それは

思い出すと、ふふ.....と

微笑む記憶になるんだよって、

君が教えてくれたね。


私はあなたに傷を与えた

あなたは私に愛をくれた


痛みは忘れられるけど

見返りを求めず差し出された愛を

忘れる人はいない。


どちらが互いの心に、傷跡を残したかな。


あなたは私をいつか忘れるかもしれないけれど

私はきっと

一生

あなたを覚えているよ。


そして何度でも言う。


『ありがとう、きっと幸せになってね、』と。


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