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なんでもない日常をちょっと変えるための「つくる」

先週の日曜、夫が1日出掛けたので子供2人と1日過ごすことになりました。

1日あるしどこか行きたいなあー、と思ってあれこれ「子連れ、遊び場」なんて検索してみたけれど、ピンと来るところがない。
遠出してアンパンマンミュージアムに行こうかという気にもなったが、結局行きませんでした。

子供にいろんな経験をさせたい。
行ったらきっと楽しんでくれるだろう。

そう思いつつ、入場料と交通費と外食費とワンオペのしんどさと……と計算し、今日は見送ろう、と決めました。

ポッカリ開いた丸一日。
何したい、と聞くと「キャンプ」と上の子が言います。
この「キャンプ」は野外にテントを立てるあのキャンプじゃなくて、和室に机を出して、そこでみんなでご飯を食べる、いわば「キャンプごっこ」です。

昼ごはん前から、いそいそとレジャーシートやローテーブルを引っ張り出し、「キャンプじょう」「ねるばしょ」なんて紙に書く上の子。
いつものテーブル付き子供椅子と違う食事スタイルにちょっとワクワクする下の子。
食べるものはありものだけど、いつもと違うスタイルで、楽しい。
障子を開けると日差しがあったかくて、食後は珍しく上の子も数時間、お昼寝してしまいました。

夕方は、ピザ生地を買ってきて子供とピザを作り、今日はテレビをつけたままご飯を食べてOK、にしました。
(いつもは気が逸れてなかなか食べ終わってくれないのでつけません)

どこに行くでもなく終わった1日だけど、子供と「一緒につくる」ことで、楽しい1日になったかなと。

なんとなく丸一日何にもない休日があると、
「どこか行きたいな」
「いつもと違う経験をしたいな」
と気負ってしまうのですが、おうちにいても、じっくり腰を据えて何かを「作る」ことで、楽しい1日にすることができる。
「作る」って、すごいことだなあと実感した1日でした。

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