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麗しき駆け抜ける少年

今日は対面授業初日。バスに乗って大学に行っている最中のこと。部活中の男子生徒が見えた。列になってバスと並走している。朝の世界から私は3年ほど身を引いていたのでそういった光景を見ることは私にとってはじめてに近かった。日の光を浴びて走る少年は美しかった。

そもそも自分は同世代の男性のことが極端に苦手で、極力さけてきた。中学まではかろうじてかかわることもあったが、高校では全くと言っていいほどかかわらなかった。

おめでとう。少年たちよ。

私の手に届かないところにいるようになったあなた方は私にとって美しきものに昇華されました。

かかわれないとわかってからは彼らの関係性など含め(全く面識はないが)妄想すると本当に楽しい。何よりあんなに楽しそうにランニングしているだなんて昔は考えなかったし知らなかった。明るい新しい朝がいいものだということを実感した。私は結局中に入ることは一生ないからこそよいのだ。

かなりの衝撃を覚えた。バスに揺られて学校に行くのもわるくないのだなあ。



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