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箱根駅伝、応援するつもりが応援してもらった話

友だちが「第97回箱根駅伝」に選手として出場し、”テレビに映るひと”になりました。

その友だちと周りのうわさについて

その友だちは中学校の同級生なのですが、駅伝が強い高校に入ってすばらしい活躍をして駅伝の強い大学に進みました。

そうすると、うわさは流れてくるもので、周りでは世間のひとが箱根駅伝を気にする前の昨年の10月ごろから、
「あいつが1年生で箱根を走るかも」という話題で盛りあがっていました。

ちなみにぼくは、ふだんは駅伝を家族が見ているだけで、まったく見ません。

しかし、今年は友だちが走るということで家族といっしょに箱根駅伝を見ることにしました。

第97回箱根駅伝の日、目の前の光景を疑いました。

数年前までくだらない話をしていたのに

数年前までいっしょにパズドラをやっていた友だちがテレビに映っていたからです。

中学生の時、ぼくも生粋のゲーマーでその友だちやほかの友だちと楽しくパズドラの話で盛り上がっていました。

「昨日のゴッドフェスなに出た?」

「おれ銀だったわ、最悪。ゴッドフェスなのに金でないってどゆこと?」

そんなくだらない会話をしていた友だちがテレビに映っているのです。しかも、選手として。

かつて一緒にパズドラの話をしていた友だちはテレビの向こう側にいて、くだらない会話をしていた頃とはすこし違って、たくましく見えました。

ああ、かっけえな、と思いました。

19歳で大勢の人がみる箱根の舞台に立ち、先輩たちに混ざって走り、多くの人に勇気を与える

こんなのかっこよすぎます。正直、さきに活躍されて、ちょっぴり悔しかったです。

そう思っていたのも束の間、友だちは前の区間を走りきった仲間からタスキを受け取り、走り出しました。

背中を押してもらう

圧巻の走りでした。ぼくは駅伝の速さがどれくらいだと速いとかはまったくわかりませんが、とにかく見ているひとを感動させる圧巻の走りでした。

そんな走っている姿を見て、

「友だちががんばって走ってるんだ、自分もがんばらなくてどうするんだ」

そう思い、背中を押してもらいました。

駅伝を応援してみて、

例年通りなら、駅伝を見ることはなく、駅伝を応援する魅力に気がつくこともなかったです。

おそらく、ふだんから駅伝を見ているファンの人たちは頑張っている選手たちを応援すると同時に、選手たちの姿をみて、よし、がんばろう、と元気をもらうときがあると思います。

そんな駅伝の魅力をぼくも人生で初めて感じることができました。

部活の休憩時間はかならずゲームの話をして、一緒にマルチプレイでランク上げをしていた友だちが19歳で箱根駅伝に出場して活躍する。そんなすげえ友だちがいて良かったです。

また、会えたら良いな

じつは、その友だちは近いうちに地元に戻ってくると風の噂で聞きました。まわりの友だちを誘って久しぶりに会えたら良いなと思ってます。もし会うことができたら、後日、それも書こうと思います。

久しぶりに会ったらどんな言葉をかけようか、今のうちから考えておきます。できれば、ほかの人とは違った”ことば”をかけることができたら良いですね。

せっかくnoteでことばを書き続けてるんだからね。

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