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【読書の秋】ファクトフルネスが分厚い理由と内容

「ファクトフルネスが分厚いのってなんでだろう」
「ファクトフルネスって分厚いな。でも売れてるし内容が気になる!」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

こんにちは!のんびり学生をやらせていただいているひっしゃと申します。
普段は読書録、日常の知識を中心にnoteで活動しています。

なぜこの本は分厚いのか、そしてどんな内容が書かれているかを説明できたらなと思います。

ファクトフルネスはなぜ分厚いのか

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ファクトフルネスの本の厚さは約3センチ。これは一般書籍と比べるとだいぶ厚い。

では、なぜこの本は分厚いのかひとことで言いましょう。

それは

ファクトフルネスはデータに基づいた本だからです!

どゆこと?と思ったあなた、安心してください。これだけで説明は終わりません笑。

説明するためにこの本のサブタイトルに注目しましょう。

「ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

つまり、この本の目的は読者がデータを基に世界を正しく見れるようにするのが目的です。

そうしたら、当然データを使って世界を正しく見る例が必要ですよね?

では第一章の分断本能の内容を見てみましょう。

ファクトフルネス第1章「分断本能」の内容

先進国と途上国の子供の死亡率の差を想像してみてください。

おそらくこんな図を想像したのではないでしょうか?

※図1は著作権を考慮して削除しました。ごめんなさい。

グラフの内容を説明するとチャート上の丸は国を表しており、丸の大きさは人口を表しています。
2つの大きな丸はインドと中国です。
チャートの左側にある国では女性ひとりあたりの子供の数が多く、右側の国では女性ひとりあたりの子供の数が少ない。
チャートの上側にある国ほど、乳幼児の生存率が高いです。

図1を想像したあなたはごめんなさい、実は図1は現在の世界を正しく表していません。1965年のグラフを引用しています。

※図2も著作権を考慮して削除しました。ごめんなさい。

図2が2017年のグラフで図2が現在の世界を表している図になっています。

世界が途上国と先進国の2つで分断されていたのは過去の話で現在、世界のほとんどの人は中間層にいます。

現在、世界はどんどん良くなっている事実を知りましょう!

しかし、その事実に気づかず我々は世界には埋められない格差が存在し、世の中は豊かな人と貧しい人の2つに”分断”されていると考えてしまいます。

これが第1章で説明されている「分断本能」の正体です。

ここまでで僕とあなたは分断本能の正体について気づきました。

では、なぜ分断本能が知らぬ間に身についてしまったのでしょうか?

そのなぜ?についてもファクトフルネスは書いてあります。
詳しくはファクトフルネスを購入して読んでみてください。

分厚さの仕組み

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第一章のようにファクトフルネスという本はグラフを使って僕とあなたの勘違いを正してくれます。

ところでグラフを使う場合「引用」という方法を使ってグラフを使わせていただくのが基本姿勢ですよね?

そうすると、グラフを提示するページ、出典の明記、さらにはグラフの内容の説明、グラフを提供してしただいたページ、グラフをまとめてくれた人への謝辞などを書かないといけません。

なんとなく伝わったでしょうか?

つまり、グラフを使う場合、たくさんの情報を載せないといけなくなります。
その情報によってページ数が増えてしまうんですね。

実際、ファクトフルネスは全部で397ページなのですがそのうち約70ページほどは出典などの情報です。

まとめ

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・ファクトフルネスが分厚いのはグラフを使って説明しているから!
→グラフを引用する場合、出典などの明記が必要

・「分断本能」は先進国と途上国で世界は分断されているという思い込み
→世界の国のほとんどは中間層!世界は良くなっているよ

・ファクトフルネスのページは約4分の1は読まなくてもいい内容
→分厚いけど挑戦してみて!読み終えたときは達成感が!?

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
あなたの助けになっていたら嬉しいです。
これからも活動を続けていくので応援よろしくおねがいします。
それではまた~。

追記:ファクトフルネスはビジネス書大賞2020 で大賞受賞作品に選ばれました!ぜひご一読を!(2020/10/21)


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