見出し画像

ヨギのお道具(Props)

昨夜は、リビングの時計の電池が切れたの知らず、まだ、11時だ!と思っていたら、1時過ぎてました。直ぐに寝たのですが、今朝、起きたのは7時。7時からの先生のヨガを取れなかったけど、9時15分からのアイアンガーのクラスは取れたので、重力でクシャとなった背骨の間に風が通った感じで、気持ちいいです。

先週&今週と、カレッジの授業は、「世の中の人が見た自分」と「自分の目から見たの自分」を2枚の紙で作成し、Zoomで発表会。クラスメイトの事をより知る事ができる上に、「イメージ」vs「真実」を体感する事によって、自分の持つ偏見やステレオタイプな考え方などを知ろう!というのが目的。なので、noteのカレッジシリーズはお休みで、ヨガの事を書きたいと思います。

本日は、今日のクラスで大活躍のヨガの「お道具プロップス」のお話です。

上級者のヨギであれば、不必要な方もいらっしゃると思いますが、初級者、中級者の方は、是非ともマットの近くに準備しておいていただきたい。上級者の方でも、その日の体調や怪我による体の変化に応じて、手元にあると便利であることは暗黙の了解のプロップス。

中には、「体が柔らかい」=「素敵」、「道具を使う」=「できないヨギ」のイメージを持ってる方もいるかもしれませんが、是非とも、このnoteを読んで、その考えは捨てて頂けたらと思うプロップス女子です。

そもそも、ヨガは見た目や形が綺麗である事よりも、呼吸を忘れずに、アライメントのポイントをしっかり抑えている事が先決になります。土台からのアライメントをしっかりしているとポーズも綺麗に見えます。

例えば、Paschimottanasana、座って前屈のポーズです。(Yoga Journalより)

画像2

こんなにペッタンとはいかないのが殆ど。(↑)ハムストリングがタイトな場合は膝を曲げて良いですけど、下の様に背中を丸めるのはいけません。(↓)

画像3

重要なのは、背中を丸めない状態で、足の付け根から前屈している事。息を吸いながら両手と目線を上げることによって背筋を伸ばし、かつ、お腹を凹ませてから前屈をするとやりやすいです。特に前屈は、お腹を凹ませないでベロンとさせていると、お腹周りがモゴモゴで詰まって前屈できません。

例え、足とオデコの距離が遠かったとしても、下の写真が正解なんです。こうやってる人を見ると「キチンと分かってる」と尊敬の目です。

画像4

このように手が足に届かない場合は、ベルトを使用するのも良し。膝を曲げるかわりに、お尻の下に毛布を敷くのも良しです。

「プロップスを上手に使う」=「ポーズを理解してる」=「自分の体を理解している」=「怪我をしづらい」なんです。プロップスが必要でなくても、使うと新たな発見や、’しがみつき’が無くなり、ポーズが息を吹きかけられたように、花咲いてきたりもします。

**********

我が家にあるプロップスのご紹介。

画像1

一番右は毛布。股関節が硬い、私の場合、床にあぐらをかいて座る場合にMUSTです。鳩のポーズの時も曲げている足の腿の下に入れます。すると腰が立ちやすくなります。ショルダースタンドの時も首や肩の位置を整えるために使います。シバスナで寒い時もかけたり。。。

ブロック2個。是非、両手用に二つ揃えて頂きたい。私はコルクのが好きです。ハーフムーンを初め、サイドアングル、近頃はトライアングルも。ハナマンなどの前後開脚時、プラクティス序盤のまだ体の硬い時は無理に筋を伸ばさない様に、必ず手元に置いておきます。

ベルト。ポーズでなく、肩の運動時や寝転がって足のストレッチ時にも大活躍。両手で足をつかむダンサーポーズではベルトがあるとバランスが取りやすいです。

以上3点は、是非、あったらいいですね。

ボースター。こちらはアイアンガーのクラスを毎週取る様になって購入。ボースターを使わない先生も多いのですが、以前は座布団を紐で結いて使用してたのですが、流石に毎週使用するので買いました。Restorative Yoga(リラックスヨガ、陰ヨガ)の場合は必要ですね。ボースターの上に、よだれ垂らして寝ちゃいそう!

椅子。アイアンガークラスで使用。今のところは家で使用している椅子を使ってます。本格的になると背もたれに何も無く枠組みだけのパイプ椅子がいいようです。

アイピロー。これは必需品ではないのですが、最後のシバスナの時に使ったりします。

お家で揃えるとなると出費になるので、いろいろ代用品を使うのもいいと思います。コロナ禍でスタジオのプロップスを使えるかわかりませんが、晴れてオープンになった際には、是非、プロップスを使ってみてください。

Love,

Midori


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?