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山田孝之「一番大事なのは愛」

日曜の朝に開けたYahoo!ニュースの見出しです。

「Red Chair」。。。初めて知りました。米国では、俳優のウィル・スミスさんのエキセントリックな奥さん(女優)、娘(歌手)、義母が赤いテーブルを囲み、時にゲストと共に、口にしたくない問題を包み隠さず、目と目を見ながら話し合おうと言う「Red Table Talk」と言うショーをやっています。そんな感じなのかしら?

山田孝之さん。なかなか味のある俳優さんですが、あまり存じ上げず、見出しにつられてクリック。赤い椅子にドンと座った山田さんのインタビューが始まります。

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Q:「今までの人生に点数を付けるとしたら?」

A:「(笑)100点。100点でいいじゃないですか。生きてるんだから。」

Q:「好きなところと嫌いなところをあげてください。」

A:「(笑いながら)いや、別にない。だって、これ(指で自分を指しながら)、が俺だから。好きも嫌いもない。それも含めて僕ですよ。」

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いきなり、こんな答えから始まる。どんな人なんだろう?興味津々。

途中から、お芝居の役作りについての話になっていきます。

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A:「その人だと自分のことを信じ込ませて、」「その人として、そこにいる。」

「例えば、台本を読んで、こんな訳わかんないこと言って、訳わからないことして、人にすごく迷惑かけてるようなキャラクターがいたとしても、じゃあ、この人は何故、こういう風になってしまったのかって事を考えるんですよね。」

「それが本の中になかったとしたら、自分で過去を作る。」

「この人はこういう家庭環境で育って、こういう集団生活の中で、こういうポジションにいて、そこであったこういう出来事が、ずっと引きずっている部分があって、人にこういう風に接してしまうんだ、っていう事で、(役を)落とし込むんですよ。」

「そうすると理解ができるし、そのめちゃくちゃに見える行動も、」

「しっかり信じられるし、愛せる、このキャラクターの事を。やっぱり一番、自分がそれを信じて愛さないと、絶対にできないんですよね。」

「こいつ、どうなの、このキャラ?って思ってたら、絶対にそれって良くないから。だから、本当にいろんな役をやってきましたけど、」

「嫌いな人は一人もいないですね。めちゃくちゃな人間でも。」

「僕の中では、その彼の動機があるから、ハッキリと。」

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「え?私、女優?」って思うような、同じような思考回路。

幼稚園に勤めると決める前に、決めたんです。どの子供たちも愛するって。新米先生のうちはどうやって接して良いかわらからず、苦手な子もいました。人間なので、感情も湧き上がってきます。そんな感情が湧き上がってきた時は、他の先生に替わってもらったり、他の先生はどのようにその子を見ているのか聞いてみたり。

帰りの車の中で、夕飯を作りながら、ベッドの中で、一体どうしてなんだろう?なんでなんだろう?その子の事をずっと考える事、よくありました。一生懸命、その子の事を理解しようとすると、理由がみつかるんですよ。子供の行動には、必ず、理由があるから。だから、どの子も信じ愛せました。嫌いな子なんて、一人もいなかった。みんな、愛おしい私の生徒たち。

いけない事はいけないし、キチンと叱らなければならない事もあるけど、自分をその子(人)の立場に置いてみたり、その子(人)を理解しようと努力するのって、自分の中から「嫌い」って言葉をなくせる事だから、自分にとっても、良い事なんじゃないのかな?「嫌い」が沢山ある体は、なんとなく、健康そうに見えないし。今こそ、免疫力あげないといけない時だしね。

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山田さん、言ってましたよ。

Q:「生きている上で大事にしている事をいくつか挙げるとしたら、何になりますか?」

A:「(考える)大事だし、大事にしなきゃと思ってることは。。。もう、「愛情」ですよ。全てにおいて。それがないともうダメだと思います。」

Love,

Midori


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