≪Vol.148≫魅力的だけど、現実離れしている

外国人留学生事業をしていると、
「イイ活動していますね！」と言ってもらえることが、ありがたいことによくあります。
日本へ確実に来る未来「少子高齢化や人口減少」などのことを考えると、確かに必要な事業ではあると思いますし、僕もそういう未来のためにも、いま日本に来てくれる外国人が日本社会で活躍できるようにすることが必要だと思い、この仕事をしています。

現実とは

ただ、この事業が「ピンとくるか？」と言えば、
現在では、そうでもなかったりしますので、まだまだこれからの話。という気がします。
特にコロナ社会が来たので、その時代の進み方はやや遅れているとも思います。

そして現実的には、
まだ少子高齢化も人口減少も、１０年、２０年先の話なので、
今、その時代のことを意識は出来ても、実際はイメージ出来ません。
２０年～３０年経ったら、第１次ベビーブームの団塊世代の皆さんの多くはお亡くなりになっているので、人口は大幅に減るとは思います。

そうなったら、日本がどうなるの？？と言われれば、
いろいろ話には聞くけど、実感はないのは確かです。

では、僕はこの仕事をしているけど、
そう言う未来をイメージしてやっているのか？と言われれば、
意識はしているけど、そんな３０年後までそもそもビジネスとして成立しているのかどうかもわからないので、
まずは今、直近何年をどう見るのか？ということになります。
まずは今、メシが食えないと、３０年後はありません。

そういう意味では、
水面では未来に役立ちそうな面白そうなことをしているようにみえるが、水中では必死で水を掻いてもがいているのが現実です。

僕のタイプ的にはめちゃくちゃビジネスマンタイプではないのですが、
慈善事業をしたいということもありません。
今、誰かの役に立って、ちゃんとお金を儲けて、儲けたお金を使って人を育てて、サービスを育てて、というのが考えの基本です。
攻めだけでなく、守りもかなり意識してビジネスしています。

でも、
今、頑張ろう！というモチベーションになるのは、
「魅力的な仕事ですね」とか、
「将来社会の役に立ちそうですね」とか、言ってもらえるような
そういうことだったりします。
だから、今、現実離れしていたとしても、
その「夢」みたいなことがないと、やる気も出なかったりします。

夢と現実。
両輪で頑張っていきたいと思います。
引き続き外国人留学生の応援よろしくお願いいたします。

今週も最後までありがとうございました！