≪Vol.60≫ダメ!って言われたらこっそりやりたくなっちゃう!?んじゃないかと思ってる。
制約があると、なんかその制約を破りたくなる。
ダメと言われたらやりたくなっちゃう。
そういう気持ちっていつでも誰でもあるんじゃないかと思います。
先日のイチロー選手(先生)のYouTubeで、
『なぜ「好きなものを買っていいよ」と言われると戸惑うのですか?』
という、お題をやっていましたが、
「なんでもいいよ!」って言われると逆に自制する、と思ったりします。
頭の中では、あれもこれもと果てしなく欲望が出てくるのですが、実際そういう状況になると罪悪感が出てくるというか、自嘲気味になったりすると思います。
以前読んだ本で、
「実験思考」(光本勇介著)
という本があって即現金化アプリ「CASH」について書いているのですが、
「CASH」というサービスは、
売りたい商品の写真を送るだけですぐにお金(仮想通貨)を振り込んでくれるというものでした。質屋みたいなものでもあるのですが、振り込んでもらったお金を返金したら商品は送らなくてもいいが、返金しない場合は商品を送るというシステムです。
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そんなのお金だけもらって商品を送らない人がたくさんいるだろう!
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と思ってしまうところですが、そういう人はほとんどいないのだそうです。
そういうセキュリティを掛けることで利用者が増えず、人件費・システム費もかかって、結果的には数%の不正を防ぐための費用の方が高く付いちゃうから、そんなことはしないと。
完全に性善説です。人間そんなに悪いやつばかりじゃないよと。
こういう文面の表面的なところだけを取り上げると、
世の中そんなに甘くないぞ!とか、
そんなこと通用するのは日本人だけだ!とか、
それじゃ、会社の秩序が保たれない。と
言われてしまいそうですが、
それも正しいとは思います。
特に大きい会社になると、何かルールがないといけないのかもしれません。
さて、本題なのですが、
僕もわりと性善説タイプだなと思っています。
以前にも記載しているのですが、
僕は日本人より外国人と一緒に働くことが多いです。
日本人の多くの人は外国人に対して、日本のルールは通用しないと思っているのではないかと思います。
実際に外国人のメンバーからも、日本は安全とか、人を信用しすぎとか、サービスを信用しすぎ、とかよく言われます。
自分の国だったら、荷物を送っても届かないとか普通ですよとか、
日本とは違うんですよ。
という声は外国人からもたくさん聞いています。
でも、僕はあまり規制をしないようにしています。
信用しているからです。
信用しようとしているのかもしれませんが、
疑うのがあまり得意ではないのかもしれません。
正直言って、外国人メンバーに騙されたということはないです。
あったのかもしれないけど、気づいてないレベルかなと思います。
※一応、僕の過去の経験としてはお金をいっぱい騙し取られたりした経験はあります。いつもイイことばかりという訳でもないのです。。。
(100万単位です。。僕にしてはとても大きい痛手です。日本人でしたが)
結論ですが、
規制がないと、自分でルールを考える、のかなと思います。
良し悪しを自分で判断するということを常にしなければならないことになる。それはとても価値がある教育でもあるのかなと思います。
ルールがあると、そのルールの範囲までは大丈夫で、
ルールをどこまで破っても怒られないのか?を、
考えたりするようになる。
外国人に対して、信用せずに規制・規制で縛ると、
相手も規制を破ろうとして、いたちごっこになる。
結果的には「信用」することが、一番効率がいいのだと思います。
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