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箱庭の夢 【歌詞/youtube】

狭いこの庭で浅い眠りを誘うのは
無力な手を覆っている温く儚い夢
暮れる灯に子供の帰りを待つ影はどこにもない
通り雨に濡れる幼い足

帰りの道が長くなる 寄り道をしても

いのちの鼓動が扉を叩くように鳴り続ける
ここは箱庭の夢

それは水もない広い砂漠を歩くような孤独だろうけど
日々はどこか強く光放つ

最初の指がもたらした幸福を願う

あなたの言葉は全部大事なこと
どんな救いよりも それは安らかな夢

他愛のない会話でも
それがいつだって光になるよ
今も

いのちの行方を探す鳥のように飛び続ける
ここは箱庭
あなたの帰りを今日もこの部屋で待ち続ける
ここは箱庭

ここは箱庭の夢

◎ 未収録

なんらかの主題歌のように作ろうという気持ちと、自分の感情の源流を辿って詞を書こうという気持ちがうまくすり合わせられなかったため未リリースの楽曲です。何度も歌詞を書き直していますが、今後も変える可能性あり。
アレンジに関してはイントロの退廃的なまどろみの描写が気に入っています。珍しく6分超えの曲。ライブではたしか1度しか演奏したことがありません。

箱庭の夢 / Miniature garden's dream
作詞・作曲・編曲・うた:コニシユカ
Song by Yuka Konishi

(制作:2017年頃制作)


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