day54 久々に1人の時間を過ごした。

1人。

その言葉は以前の私にとって

恐怖だった。


取り残されたような

置いてかれてるような

焦燥感で押しつぶされそうになる。


周りと違ったり

批判されたり否定されたりすることを

恐れて機嫌を伺い

自分という人間を1人にさせない

努力をしてきたのだ。



そうなるとどうなるか。


自分がいなくなる。


自分の意思がなくなる。



相手の考えていることが

多少読めるようにはなるが

相手からすれば

機嫌をうかがわれていると

わかってしまうため


あまりいい気はされないだろう。


それに、もっと自分のことを

考えなければいけないのに

他の人に時間を費やしていてはもったいない。



そう気づけたのは

様々な本との出会いがあったからだった。


本には誰も教えてくれないことが

たくさん書いてある。


その中には

今まで教えてもらったこととは

真逆のことが書かれていることもあった。


「自分のことだけ考えろ」

「考えるより動け」

「周りに意見を聞くな」

「お金は使った分だけ戻ってくる」

「平等に接するな」



その言葉たちには

筆者たちのちゃんとした根拠があって

今までの価値観を大きく変えられた。


そしたら1人が怖くなくなった。

むしろ物理的に1人になって

自分だけのことを考える時間が好きになった。


静かな空間で

ペンを持ってノートに

自分の好きなことや

やりたいこと、


これからの予定や目標を

書き込んだりするのが好きになった。


そしたら

スケジュールは

友達との約束よりも

自分を磨くための予定が

たくさん入っていった。


あまり行きたくない誘いに

はっきりと断れるようになった。


そしたら他の人のこと

考えてる時間が激減した。


誘われて断る時だって

「どうしよう、嫌われたかな」とか

思って自分が

さっぱりそんなことを

気にしなくなってしまった。



ひとりを恐れていた自分は

あまり好きじゃなかったけど


ひとりを楽しんでる自分は

好きになれた。


1人の時間は

人生を豊かにしてくれる。


自分の心の声を

聞かせてくれる。


サポートありがとうございます。心から感謝いたします。