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2021年振り返り~自分ノートの活用〜

こんばんわ。久しぶりの投稿になります。
2021年、明日で終わりますね。早い、ほんっとに早いですよね…。
本当は日本レコード大賞を見たかったのですが、我が家はTVが壊れているので見れず…年末感がまだない私です。。
今日は2021年の振り返りを記事に残しておこうと思います。
というのも、私はソーシャルワーカーの友人が作ってくれた「自分ノート」を使って、毎年1年間の自分の目標・テーマ、それに対して取り組むこと、したいことなどを整理して書くようにしています。
「自分ノートって何?」と思う方もいるかもしれませんが、自分がどうありたいかを見つけていくための自分探しのためのノートです。

自分ノートって?

 2019年から使い始めたノートですが、内容としてはこんな感じです。
・1ページ目…今年のテーマや目標を自由に書きます。自分が大切にしたいこと、取り組みたいことなど。
・2-4ページ目…生活者の視点から「衣、食、住、健康、人間関係、仕事、学び、遊び、お金」という9項目のカテゴリーが書いてあります。例えば
衣:子連れで外出が多いのでカジュアルなおしゃれを楽しみたい。
食:時短メニューのレパートリーを増やす。
学び:社会福祉士の基礎研修Ⅲを受講する。
健康:週3回ウォーキングをする、のような感じ。
・5ページ目…「スペシャル」と書いた欄がありますので、特に今年力を入れたいことを書きます。
・6-9ページ目…1月~12月まで各月の振り返りを書けるスペースがありますので、毎月の振り返りを書きます。ここは日記感覚で書いています。
・10ページ目…自分のモチベーションの月間グラフ。心や体の状態についてどうだったかがグラフでなんとなくわかります。
・11ページ目…この1年を振り返って。自由記述です。

 1月に目標を立てて、毎月振り返りをしています。明確な目標がなくても、「こんなことしたい」「こうありたい」「これはやめたい」等、自分の素直な気持ちを言葉にして書いてみるだけで、色々なことが整理されるのです。そして不思議なことに、自分が描いた目標、なりたい自分に向かって行動できるようになったんです。今年の12月に、この「自分ノート」を作ってくれた友人ソーシャルワーカーが主催するオンラインでの振り返り会に参加しましたので、そこで共有した内容を残しておきます。


今年はどんな1年だった?

 今年の目標は「育児と仕事のベストバランスを見つけ、心も体も心地いい暮らしをする」でした。私は4月に仕事復帰、0歳2歳育児と仕事の両立生活がスタート。1月-3月は育休中でゆっくりとした時間の中、色々な学びを深めたり、心にゆとりを持って生活できていましたが、4月からは生活リズムががらりと変わり、起床→身支度→保育園送り→9時―16時の時短勤務→保育園迎え→家事育児→あっという間に21時で子どもと一緒に寝落ちしてしまう…という怒涛の日々を過ごしてきたように感じます。
 一方で、限られた時間の中で、相談支援の実践を積みながら新たな仕事に挑戦したり、忙しい中でも子どもの成長をいっぱい見ることができ、当たり前に過ぎていく毎日に感謝して過ごせた1年だったと思います。日々時間との闘いで、ベストバランスを見つけようと試行錯誤してきましたが、まだ自分のベストバランスは見つかっていないので目標は残念ながら達成できなかったです。でも、ベストバランスを見つけるために色々なことを考えて動いた1年だったと思います。


今年の3大エピソードは?
①仕事復帰~新たな仕事や学び~

 復帰については上記に書いたとおりですが、相談支援の実践の中でも色々なケースとの出会いがありました。特に個人への支援だけでなく、精神疾患のある母の入院期間中の娘さんのサポートをどうするか、高齢の母と二人ぐらしの知的障がいのある男性の親亡き後の暮らしをどうするか、など複合課題を抱える家族の支援を受け持つことが多く、支援を通して学ばせてもらうことばかりでした。学校のSSWや養護教諭、介護保険のケアマネさんや訪問看護、住まいの場としてグループホーム、など改めて他職種連携をしないと利用者さんが望む暮らしの実現はできない!と考えさせられるものばかりでした。
 また、今年から大先輩に声をかけて頂き、サービス管理責任者基礎研修、相談支援初任者研修のファシリ・研修運営という人材育成の仕事にも関わり始めることができました。対面研修→オンライン研修に変更になりどう進めていくのか…を考える中で何度も思考停止しましたが(笑)、今では無事にオンライン運営が形になり、先日初めて司会進行も務めることができ、私にとっての成功体験になりました。
 学びについては、育休中から自殺対策に取り組んだり(詳細はまた改めて)、社会福祉士の基礎研修Ⅲの受講、親なき後を考える会という保護者主催の研修会に参加、出前講座などアウトプットの機会を頂くことがあったので講師養成塾にも参加してみました。


②自分の働き方について考え始めた

 仕事が楽しい一方で、「自分の働き方」についても悩みました。私は家から職場まで遠く、通勤に1時間以上かかり、子どもが病気をした際は保育園から電話が鳴り、トンボ帰りしたことも何度もありました。コロナ渦、0歳の息子が濃厚接触者になり1週間以上出勤できなかったことも。そんな中、行政委託の相談機関ということもあり在宅ワークができない(個人情報を扱えない)という壁にもぶつかりました。もっと働きやすくならないのか…と自分のモヤモヤを思い切って理事長に相談したところ、「自分が働きやすい環境を作っていくのもソーシャルワークだよ!あなたがロールモデルになったらいい。」と言ってくれたことがとても印象的でした。それから色々な働き方について話を聞いたり、何か工夫できることはないか?といっぱい考えることができました。(じゃあどうするのか?についてはまた改めて書きます)

③祖母・祖父とのお別れ


 そして、3大エピソードの最後は大切な家族とのお別れがあったことです。7月に98歳の祖母、9月に97歳の祖父が天国へ旅立ちました。祖母はケアハウスで生活しており、認知症があったので私のことはおそらく覚えていなかったですが、ひ孫に合わせに定期的会いに行っていました。赤ちゃんを連れていくと不思議と笑顔を見せていたおばあちゃん。最後はコロナでアクリル板越しでの面談だったので、触れ合えなかったことが心残りですが、最期に両親が立ち会えたことは奇跡的でした。祖父(義)は夫の実家とつながっている部屋でほぼ一人暮らしに近い形で生活しており、帰省した時はスーパーに買い物に行き、ひ孫にヤクルトやおやつを買ってあげることが生きがいだったようです。孫や孫の嫁の私の誕生日もすべて覚えており、いつも優しく声をかけてくれていたおじいちゃん。今でもまだ信じられませんが、大切な人とのお別れが続き、人生って誰でもいつかは終わりがくるんだなぁと。だからこそ今を大切に生きなくては、と改めて思いました。

今年感謝する人は?

 ①夫、②仕事仲間、③家族(子どもや両親)です。夫にはほぼ毎日いろいろな話を聞いてもらいました。モヤモヤ、感動したことなど話し出すと止まらない私の話を聞いてくれて、時には冷静にアドバイスをくれました。また、家事育児について「誰がこれをする」とはっきり決めるのではなく、状況に合わせて動ける方が動くという柔軟に協力しあえる関係性を築けたのも夫のおかげです。
 そして、同僚や職場以外のソーシャルワーカー仲間からも新たな気づきや学びをもらうことができました。働き方について相談にのってもらう中で自分らしさを見つける上でのヒントも沢山もらいました。私は色々な人との関係性の中で生きているんだなぁと実感。本当にありがとうございます。


2021年を漢字で表すと?


「動」です…。体をいっぱい動かして仕事に育児に奮闘、それと同時に色々な壁にもぶつかり心も動かされた、そんな1年でした。

来年はどんな1年にしたい?


 来年は「自分らしい働き方」を模索することが一番のテーマです。そして、今年目標を達成できなかった「仕事と育児のベストバランスを見つける」を達成できたらいいなぁと思います。

 やはり長くなりましたが、私の2021年はこんな1年でした。まだまだ書きたいことはありますが、今日はこの辺りにしておきます。

 皆さんにとって2021年はどんな一年でしたか?
 書いて振り返ると見えてくるものがいっぱいあるので、自分の人生に伴走するために「自分ノート」はおすすめです。

 それでは皆様、今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
 良いお年をお迎えください。

※自分ノートを作ったソーシャルワーカーの友人のnoteはこちらです。
Kazumi | 体温のあるまいにち/自分らしく生きるためのLearning note🍃|noteソーシャルワーカーのキャリアnote|note


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