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容姿は最後、そんな関係

みなさんこんばんは。

ライターの仕事をしていると、顔を合わせたことのない方と、密に連絡を取り合って記事を完成させることがあります。そんなとき、ふと感じたことを今日は書きます。2つあります。

ひとつめは、人見知りについて。
私は割と人見知りなので、初対面の方とお話するとき、目を見ながら「どう見えているのか」「こう返すとどう感じる相手か」を考え、推測したそれらとフィットする対応をする癖があります。そのため、ちょっとぎこちないと言われます。
ネット上だと、このような緊張は必要なくて楽だ、と思っていました、最初は。しかし、私は画面を見つめながら、面と向かうよりはマシなんだろうけれど緊張しているのでした。この文面はどう受け取られたかとソワソワしながら。
人見知りは、どこまで行っても人見知りなのだ、と痛感しました。でも、相手にそれはバレてない。そこは利点ですね。

もうひとつは、容姿がわからないということ。
それは、所属と名前しか分からない方と、色眼鏡をかけずに話ができるということです。顔を合わせると、初対面であってもついつい見た目から「こんな人だろう」と自分のなかで勝手にイメージを膨らませてしまいます。それが無いってとても面白いと思うのです。

「人は見た目が9割」なんて本が売れた年がありました。その9割を取っ払った関係を、ネット上だと築くことができるのではないでしょうか。

会ったことのない人の文章を読んで、ゼロからその人への理解を深めていく。まるで、目を瞑って食事をとるような出会いがそこにはあると思うのです。
飾ることを求められる社会で本質のみで向き合える、わたしたちはそのために集っているのかもしれません。


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