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たすかる、おいしい、あたらしい。海苔の話

いつもの食材、いつもの手順、いつもの味。変わらないおいしさにほっとするときが多いけれど、なんか物足りないな……と思うときもありますよね。

そんなときに頼れるのは、さっと加えるだけで違う食感が変わったり味に深みが出たりする「ちょい足しトッピング」。私はしらす、塩昆布、ナッツ、ザーサイあたりを定番で使っているのですが、そこに最近新たに加わったのが合羽橋にお店をかまえる有明海産初摘み海苔専門ブランド《ぬま田海苔》の「初摘み海苔のうまみフレーク」。

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海苔以外にも、かつお節や干しえのきが入っていて、味付けはほんのり塩味だけ。サラダや白いご飯に、何か物足りない時にすぐ使えて本当に便利なんです。

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そんな個人的に大ファンであるぬま田海苔さんと一緒に、この度第2弾の「初摘み海苔のうまみフレーク」を作ることに!なんと嬉しいお話なのでしょうか。

ちょっと乗せるだけで玄人な味になる、素材だけのうまみフレークは自炊初心者にとって頼れる存在だと思うのです。簡単に作りたい日も、ちょっと手の込んだ料理をしたい日も寄り添ってくれるようなうまみフレークを目指して商品開発が始まりました。

第2弾のうまみフレークの主役は「ばら干し海苔」です。原料の海苔を摘み取り、そのまま干したもののこと。海苔の形が残っているので、汁物に入れてもどろどろになることなく、しっかりとした海苔の食感を味わえます。佐賀県鹿島産の初摘みばら干し海苔は、口溶けがよく抜群に香りがいいので、少し料理に入れるだけで海苔の香りがふわっと広がります。

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海苔に合わせる食材をぬま田海苔さんと一緒に何度も選定し、最終的に①ちりめんじゃこ、②干しえのき、③ごまの3つが選ばれました。生産地や種類を変えてごまは4種類、ちりめんじゃこは6種類など、組み合わせを変えながら味見を繰り返すこと一ヶ月。最終的に辿り着いたのが長崎県産のちりめんじゃこ、宮崎県小林産の干しえのき、鹿児島県喜界島産の貴重な白ごまとばら干し海苔を含めた全ての食材が九州産です。「ばらぼしじゃこ」と名付けられました。

だしの素として大活躍! ばらぼしじゃこの使い方

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ばらぼしじゃこの使い方はバラエティー豊かですが、特に私がおすすめなのは「だしの素」として使うこと。例えばばらぼしじゃこと味噌にお湯を入れたら即席みそ汁に。卵スープにさっと入れるだけでも海苔の香りが立ち上がって食欲をそそります。海苔やじゃこにほんのりと塩味があるので、今回のばらぼしじゃこには塩が入っていません。選りすぐりの素材たちが食べやすいサイズで一緒になっている、食卓の名脇役のような存在。味がばっちりと決まっているわけではないので、自分の好きな味に調整できたり、完成した料理の上からかけても味が崩れないのも魅力の一つです

詳しくはぬま田海苔さんのnoteを読んでいただきたいのですが、ふりかけやスープ以外にもこんな料理に使えます。

●長芋ふわふわ焼き
外カリ中ふわの長芋を食べるたびに海苔の芳醇な香りとじゃこや干しえのきの旨みが口いっぱいに広がる一品。

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炊き込みご飯
いつものご飯にばらぼしじゃこを入れて炊くだけ。おにぎりにしても◎

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卵焼き
ばらぼしじゃこを水で戻して「だしの素」として使う一品。海苔だけでなく、じゃこや干しえのきも水が戻って食感がしっかり感じられるごちそう卵焼き。お弁当に◎

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海苔チーズトースト
パンに乗せてもおいしい!

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うまみ素材だけで塩が入っていなと、こんなにも使い道が広がるのか!と私自身も使ってみて驚きでした。でも最初から料理には使わず、手元に届いたらそのままつまんで食べてみてくださいね。風味の豊かさにきっと目を見張ると思います。


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