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1本の記事で人生変わった話 #noteでよかったこと

18年間料理を続けてたどり着いた、簡単で続けられる自炊のコツ5つ」というnoteを書いたのは、去年の3月。それ以前は主に好きな店の紹介記事を書いていたのですが、記事を読んだ友人たちから「外食頻度半端ないね」と言われるようになりました(確かにそれもそうなんだけど)。この言葉をきっかけに、確かに外食は好きなんだけれど、食べることが好きなベースにあるのは料理だなと改めて気づき、料理を続けるためのコツを書いたのがこの記事でした。

一人暮らしを始める人が多い3月というタイミングがよかったのか、記事はバズりまくり、SNSのフォロワーが今までの比じゃないくらい増えました。なにより「これなら続けられそう」「気負わずに料理やってみようと思った」とコメントをもらって、自分の経験値が人の役に立つってこんなに嬉しいんだ……!と興奮したことをよく覚えています

そして昨日たまたま投稿したツイートがまた読まれていて、同じ記事で二度バズることってあるんだと我ながら驚いています。糸井重里さんがRTしてくれたり、矢野顕子さんからうれしいお言葉をいただいたり、その他たくさんコメントをいただきました。Twitter、夢がある。

子供が生まれた友人のために書いた記事

文章を書く上で「誰か一人のために記事を書くことが大切。その後ろには同じような興味関心を持った読者がたくさんいる」とはよく聞くことです。この記事を書くときに想定した一人の読者は大学時代に一緒に住んでいた友人。一緒に暮らし始めたころ、彼女は「包丁を持つのが怖い」と言うほど料理が苦手でした。

でも料理には興味があるようで、私が料理するのを横で見ながら「これはどうしてこうするの?」とよく質問をしてきました。「せっかく料理できる人と一緒に住んでるんだから、覚えたらいいんじゃない?」と提案し、玉ねぎをみじん切りするために玉ねぎの構造から教えて行きました。(写真は彼女の料理ノート)

少しずつ腕が上がっていくのに合わせて、いろいろとチャレンジしてもらい、彼女との二人暮らしが終わる頃にはオムレツまで焼けるようになっていました。人に料理を教える楽しさは、彼女から教わりました

そんな彼女に子供ができ、離乳食が始まり今まで以上に料理が必要な生活になったところで、なにか私に教えられることはないか?と思って書いたのがこの記事でした。

#noteでよかったこと

記事をきっかけに、ライターのお仕事をいただくことが増えました。ちょうど記事が読まれたタイミングとフリーランスになるタイミングが重なっていて、noteがなかったら今頃どうなっていたことか……。note書いてて人生変わったと本気で思っています。

それと新卒で出版社にいた身としてよくわかるのですが、ライターに仕事を依頼する上に「過去に書いたブログ」は重要な検討材料になります。noteでコツコツと書いていてよかったと思いました。ライターの仕事をしたい方は、noteで書くことを全力でおすすめします!

そして、料理ワークショップを開催することができました。1年前はまさか料理ワークショップの講師をするなんて夢にも思いませんでした。

なんと第二弾の開催も決定しました。3/12(火)の夜@千駄木で開催します。これから料理を初めてみようという方は、ぜひご参加くださいね。申し込みはこちら👇

さらに来月は初のトークイベントを開催&登壇することに……!トークの登壇者になることも予想外の展開です。noteすごい。

それからnoteのすごいところは有料記事を作れること。有料記事や有料マガジンが生活を支えてくれているクリエイターはたくさんいると思います。このお店紹介記事もたくさんの方に購入していただいて、本当にありがたい限りです。

個人的に一番好きなnoteの機能は、連続で更新していると「すごいですね!」と褒めてくれるところです。以前、加藤さんが「編集者は作家と共に伴走し、原稿を急かしたり褒めたりする役割がある。noteでも同じように記事を続けて書くクリエイターを褒めている」とお話されていて、なるほどと思いました。褒め上手なnoteに何度も励まされました。

noteの中の方々って、「どうやったら気持ちよく書き続けてもらえるか」を本当によく考えていているなと思います。クリエイターに対する愛情が半端ない。だからクリエイターたちがnoteに寄せる信頼も絶大。

noteの中で褒め育てられた人たちがどんどん活躍していて、学校みたいな場所だと思いました。noteさまさまです。これからも頑張って書くので、褒めてください😚

#noteでよかったこと  

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