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訪問看護は別世界でした。

訪問看護師になった理由はですね、
まず緩和ケア病棟にいた時に結構在宅を選択する方がいるんですね。
癌末期と在宅って割と身近なんです。
心に残る方々が在宅を選択したことが私の経験上あり、
2回くらい病院からご自宅に伺ったこともありました。

もう一つは、訪問に行こうか迷っていた時に訪問をやっている知人がいて
「訪問ってどんな感じ?」と連絡したら「まずは見学に」と返事がありまして、あれよあれよとひきづり込まれた?ような流れがあったんです。
「あれ?」と思いながらも「まあ流れに任せるか〜」みたいな感じで現在ここにいるといった、なんともゆきづりなんです。

一から自分で仕事を探すのって大変じゃないですか、私は既に50オーバーですし、探す手間がなかったことは感謝ですしラッキーでした。
「嫌ならやめればいいし」とう気持ちで入りました。

さて、いざ現場に入ると最初は安定した常識のある方の訪問を3件くらいからはじめました。
そこから徐々に定着し件数も増えていき、3ヶ月ほど過ぎると新しい訪問先が徐々に増えていきます。

最初の2〜3ヶ月は新鮮だし件数も多くて4件だから割と楽だったんです。
徐々に夏に入るくらいから一日5件という常勤と変わらない件数になっていくと、段々個性的な方に遭遇していくことになるんです。

常識的な利用者さんは難なく受け入れてくれます。
これが個性的な利用者さんだと別な様子になります。
精神的にも肉体的にも結構ハードになリます。
そんな中熱中症になったりコロナになったりと心身ともに疲弊していきました。

一長一短です。
私の場合、見学かと思ったら面接で、はじめは常勤で!なんて息巻いていていのですが知人に50歳過ぎたら体が大事だから飛ばさないでと言われ非常勤からはじめました。今に思うと非常勤でよかったです。非常勤ですが週4日で月に1回は週5日出るので準常勤です。なので休みが3日あるという感じでやってるのである意味楽な方です。
まったく、常勤やるやる詐欺です。でもスタートはこれでよかったです。

訪問看護を長年やってるナースさんは日常的なんでしょうけど、
これまで病院でやってきたキャリアから見れば、まー別世界です。

だって、ご自宅に行くのですから何があるかわかりません。
他人の家に上がるって、私はすごいことだと思います。
危険も感謝も表裏一体です。

長くなるので今日はこの辺にしますね。
今後、お給料のことや働く時間配分や緊急訪問などなど、
おいおいお話ししていくことにしまーす。

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