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少し前は、転職歴が数あるとマイナスイメージになると思っていた。     51歳にもなると、なんだかどうでもいいんじゃないかと思っている。     だって先のことなんてわからないから。 

睡眠薬を処方してもらうために心療内科に通院しているが、         その先生は同世代で発する言葉はいつも先を行っている。          ハッとさせられることが多い。                      私は転職歴が多いからとネガティブに呟くと。              「ノマドなんですね、いいなー、私はずっと同じ、羨ましい」

え?

その先生が言うには、就職の面接で何を見るかと言うと、そのひとがトラブルメーカーでないか、履歴書は見極める材料に過ぎないと。      

51歳、この年代の年上と年下では考え方が異なる境界線。          時代の境目にあるんだと常日頃感じる。                  近くにいる20代30代、ギリギリ40代は転職に対してネガティブ思考はあまりない。                                合わなければいる必要ないとはっきりしていて気持ちがいい。        古参の多い病院は、古参なだけに給料高いのに適当な仕事しかしない人が多い感じ。古参が残り有望な人材がどんどんやめていく構図。

かくいう私も、色々なことが重なり悩み考えた末、             退職を選択したばかりだ。                        慣れた場所を離れるのは寂しいけれどいる理由もない。           親も元気、自分も健康。好きなことやるなら今。                       

緩和ケアで働いていたが多くの患者は60歳以上の方が多い、        たまに40代、50代という方もいらっしゃる。              30代も。                               だから自分はもう先が短いと思っていい年頃なのだ。            だったら転職歴が多かろうがそんなことオナラみたいなものだ。                                  流れに乗ったら退職するを選択した、                   また何か新しいことに出会えるチャンス?って思えるようになった。

過去よりも未来よりも、今に集中して生きられることの健全さよ。

コロナで荒稼ぎをしている強者の看護師もいる。              応援ナースに憧れてる40後半の同僚もいる。               定年して転職サイトに登録したらジャンジャン電話がくる先輩。                                  時代は変化している。                          ノマド、好きな言葉かも。        

一応、看護師なのでその辺のツレヅレなるものを書いたりと、この場をお借りしたい。                                 そもそも、私が20代30代の頃、こんな風に誰でも書ける場なんてなかったもの。                                  良くも悪くも時代は変化していくんだな。

時代に乗り、時代から外れたい。

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