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恋に恋してるような感じっすか。もはやイリュージョン。

あ、私じゃなくてね。なんか最近よく思うのです。ふと思いつくシリーズかな。

ちゃんと書いたか覚えてないのだけど、結婚してる時に好きになった人がいた。完全にマジックだった。今思うと、相手はカッコいい部類に入るかもだけど全くタイプでもないし、価値観のズレもまあまあ多く、何せ無神経な言葉で嫌な思いをした。なんだろ、ズルい男(シャ乱Q的な)

ただ、恐ろしいくらいに身体の相性は良かった。そしてこれが確実にまずかった。だから私の中に盛大なる勘違いが生まれた。

ああ、運命かも。ずっと一緒にいたい。

馬鹿すぎる。はぁ〜馬鹿すぎる。馬鹿すぎて当時の私の髪の毛を全部むしってやりたい。

それは愛じゃないし。性だから。同じくらい大事かもだけど、此奴は私を愛さないし、私も此奴を愛さない。勘違い妄想が肥大する中で、でもすごい充実はしていた。この男とすること全てに幸せを感じていた。なぜならそれはほぼ幻想だから。イリュージョンよ、イリュージョン。一生続かない、その場だけのjoy。

そのときちょうど離婚の話で心が疲弊していたこともあり、冷静さを見事に失っていた。現実を直視したくないから、幻想に逃げていた。快楽をくれる環境にヒタヒタに浸かってた。今振り返ると浅はか馬鹿野郎すぎた。

ただ、私も相手を利用したし、相手からも利用された。ある意味ウィンウィンか。いずれにしてもその時に必要な存在ではあった。あれ、まさかこれも利害関係だったのか。こわいこわい。

ちなみにこの人との身体の相性はイマイチだったな。なんかこう数をこなして身に着けたスキルを見せつけてくる感じ。上手なのかもだけど私には合わなかった。一度も楽しいと思わなかった。っとまたしても脱線。

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最近、人の恋愛の話とか聞いてると、よく言う「恋に恋してる」感じがすごい分かる。相手がその人だからそうなのか、それとも相手が誰でもそうなるのか、もはや分からん。特別なんてあるのだろうか、と思ってしまう。特別だからみんな結婚してるのかと思いきや不倫もするし離婚もする。おやおやおや。

私は少なくとも上述の男との関係を素晴らしい特別なものだと当時は盛大に勘違いしていた。確実に恋してる状況や自分に対して恋して盲目となっていた。今なら分かる、恋した相手はその男ではない。

こう思うのは、それは一つに私に今好きだと思う相手がいないからなのかもしれない。トキメキがないと人間はこのように腐敗してくのか。やば。同時に、私はもう恋に恋する感じには疲れた。一言で言うとめんどくさい。

とりあえず絶対的な何かについて前向きな諦めがついてしまったからか、こう冷めた感じになってるのかもしれない。特に愛というものは絶対的に見えて、そうでもないことを受け入れてしまったのかもな。なんか、愛よりjoy。楽しい方をとりたいって思う。ってjoyってさっきダメなところで書いてたな。やばいな、私。

joy : great happiness, a person or thing that causes happiness

joyってあまり使わない言葉だから深く考えたことがなかったけど、感覚的にはあってる。日本語だと喜びとかになるのかな。ちょっと違う気がするけど。今の私の場合、joyよりfunかもしれない。

あ、最後に気づいてしまったけど、この「恋に恋する」感じは女性限定なのではと思った。少なくとも私の周りでは男からこういう話を聞いたことがない。アイドル好きな男はこの感じあるかもだけどリアルではあるのか。別の考察が必要かもしれない。

例のごとく何の話か分からなくなってきたので、この辺でずらかります。