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出ない杭でいることは難しい。なぜ私でいたらダメなのか。

あと1日行ったら休みだって分かってるけど、あまりに悶々とするので書くことにした。

出社したら私はとにかく自分の個性を全部殺すことにしている。

そもそもお気楽アッパレなラテン系の血が流れていると思い込んでるくらい、楽しいこと大好き、くだらないことめっちゃ言う、笑いのセンスあり、ユーモア溢れる、調子がいい時はそんなキャラな私なのだが、このキャラは今の職場では1ミリも出せない。出したら引かれることが入社初日くらいで分かり、一か月後には確信に変わった。

インターンとかも含めたらかなりの職場を見てきたが、ここの人たちはみんな似ている。おとなしい。世間話しない。業務のことすら聞きづらい。淡々と作業する。他人に興味なさそう(と感じる)。お互い干渉しない。偉い人いると言葉を発さない。まじめそう(に見える)。やたらにスイマセン。おかげでスイマセンノイローゼ(苦笑)

要するに、つまんない感じの人が多い。失礼ですが。
そして人間関係が希薄すぎる。

これは冗談ではなく、一日仕事してて、「おはようございます」「失礼します」「お疲れさまでした」以外の言葉を社内の人と交わさなかった日がある。恐ろしい。ちなみに一度も笑わなかった日はその10倍くらいあると思う。とにもかくにもつまらない。何も楽しくない。しゃべらな過ぎてストレス。

この話を友達にしたら、世の中にはそういう職場も存在すると言われた。他人に一切干渉せずに自分の仕事だけやって帰る集団。私には絶対合わないだろうと断言もしてもらった。しかし世の中にはそういう働き方を好む人もいるのだとも言われた。私には正直理解できない。

私はとにかく小さい頃から個性が強すぎて、基本的に集団になじめない奴だった。小中高、結構な苦痛だった。しかし海外に出て変わった。個性出しといてもいいんだって思える人たちに出会えた。むしろ私より個性的な人たちに会って超楽しかった。真剣な話もくだらない話も同じくらいできる人たちがいるのが嬉しかった。そして自然淘汰されるかの如く、そういう感じの友達だけが残っていった。

でも久々に日本に帰ってきて、何を間違えたのかみんな似た感じの平均点取って満足みたいな人たちの集団に入ってしまい、アラフォーになって再び個性を殺す環境でもがいている。というかもがいた末、病んだ。

とりあえず私は病みからは抜け出し、無視という技を身に着けたおかげでなんとか今の職場で誤魔化しながらやっていけているが、しかし、無視も何かと疲れる。集団単位であの人たちが合わない。あの空気がとにかく合わない。毎日、早く出たい!と心の中で何度も唱える。というかマスクの下で結構大きめに呟いちゃうことだってある。

余計なことして目立つと一瞬にして叩かれるのが分かっているので、小中高にやっていた根暗なフリをして、人を寄せ付けない。ってか何もしなくても誰も寄ってこないか。そして私も同じように誰にも寄っていかない。必要最低限の会話で済ませる。関わらない。無視。

書いてて悲しくなってきた。一体、日本社会のどのくらいの割合でこういう職場が存在するのか分からないけど、相談した友人の何人かが「そういう職場もある」と言っていたので、結構あるのだろうか。そう思うと、ほんとにヤバいと思う。

なんか、前も似たようなこと書いてた気が(苦笑)常に悩みは同じってことですね。

はぁぁぁぁぁぁぁ。