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売却する事になるマイホームの事 その1

上の子が小学校入学までのタイミングに、今まで賃貸暮らしでしたが、
マイホーム探しの旅に出かけました。

1 デザインに特化した設計事務所が見つかるも…


新築で住んだ経験が一度もない事もあり、新築への憧れはとてもありました。

どうせ住むなら自分たちの好きなように家を建ててたい…

当時はネット検索魔になり、穴が開くほど自分達の好みに近いデザインに特化した建築設計事務所を探しました。

そこで、早速予算の壁にぶち当たります。

そう、なかなか人生うまくいかないモノです…

ただ諦めの悪い私は相談だけでも乗って貰いたくコンタクトを取り、小さい子供を連れて出向きました。

が、やはり予算オーバー

絶対無理! ではないけど、
さすがに現実性に欠けている土地の価格がぐんと安いど田舎。
ここならなんとか予算内でいけそうですね、そんな話もいただきましたが、
さすがに通学や通勤、日々の暮らしを考えた時、現実味がなく、最低限の利便性も必要だと再確認しました…
その時に判断を誤らないで良かったと思っています。


もう諦めるしかない…
そう思えるまでに時間はかかりましたが、
正直悔しかったです。。。

もうこの時点でトヘトです…
まだ小さい上の子と下の赤ちゃんの育児もしながら、産後の身体でかなり心身共に疲れ切っていました。

2 心機一転、他の会社を探すことに


建売も見ましたが、以前住んでいた賃貸のアパートみたいな作りをもう少しオシャレにしたものにしか出会えず、なかなか心ときめくものに出会わず…

工務店も何社か見ましたが、綺麗で今風の流行りを取り入れてるな、でも経年劣化を楽しめるものが好きだったので、うーん…となんだかときめくものに出会えず…

マンションリノベだと予算内で好きな空間にできるのでは?!
と実際に見に行きましたが、中古マンションでも駅近というのもあり、リノベにかけられる予算が少なく、さらには戸建て暮らしで育った夫婦ともにマンションはちょっと違うかな…と思いました。

オシャレでいい意味で家ぽくないものもありましたが、将来子供部屋は必要だろう、小さいうちはこれで良いんだろうけど。
と主人が気に入らず(やはり私だけ気に入ってもなぁ…)

そこで無◎加住宅の家を実際に見学させてもらった時に、
デザインはもひとつだけど(ここをもっと敏感になれば良かった…
漆喰の空気感が他の住居にないいい匂いがして、なんだか落ち着いて居心地が良かったのです。本物の良い素材を使ってる感じ。

『本当の木材ではなく、木製風なんですよ〜このドア、おしゃれですよね〜』
案内してくださった方がすごく良い方でしたが、
木製風という本物ぽく寄せたものが夫婦共に苦手だったので、その点は少し違和感がありました。

価格も抑えられて、メンテも楽なのでそのようなものはメリットもあるからこそ多く使われていますが、その思考は家づくりをする際にも常に気にしていて避けていた部分です。

ですが、デザイン面に関しては私がインスタやその他ネットで調べたお洒落な好みのものを提示して、近づけてもらえるはず!!

そう思ったのが全ての間違いというか、今後自分自身を苦しませる要素になるのでした…

そもそも工務店さんを選んだ時点で、デザインに限らず、
会社のカラーや方針、そういったものは元々大枠は決まっているので、それを理解した上でなら良いが、
こちらの要望をどんなに沢山伝えたところで、多少なら可能でも、そう大きくガラリと施主様の好みに近づける事はほぼ不可能に近いと思った方が良い。とある建築家もラジオで話していました。
今ならその言葉に納得ができます。

その工務店さんの作る家が好き!
私のここは譲れない=私はデザイン面だ。
そこがクリアされているのであれば、工務店でも良かったと思うのですが、
デザインはうーん…そう思った時点で、たとえ近づけられたとしても、立ち止まるべきだったと今になれば思います。

そう、その後その工務店さんと契約を交わし、
引き渡し時もハッピー!
という事はなくて涙、外観にもやもや。
これぞマイホームブルーなのか?
そのうち段々と好きになるのか?

その家に色々工夫しながら3年住むことにになります。
その後については、後日ブログに綴りたいと思います。


3 大人になった今も日々成長

ですが、何事も経験。
失敗がなければ気づけない事もある、と大人になってその言葉の持つ本来の意味に改めて気づかされました。

失敗を恐れる。
誰だって失敗したくないし、大人でも子供でもその思考はどうしても多かれ少なかれありますよね。

子供たちにはまだまだ綺麗だったマイホームを手放すことになり、上の子は嫌がっていましたし(これが一番苦しかった涙)
申し訳ないと思っていますが…

失敗してもいいんだよ。
大人だってこんな風に失敗したよ←
だからこそ得られるものもある。と身にしみて感じてもらえたかなと思っています。

大金を使ってしまい、リスクも背負いました。

決してお金に余裕はないです。。。

そのことを考えると、これから教育費のかかる時になにやってんだ?!と思うことももちろんありますが、一度きりの人生家計管理も頑張りつつ楽しく暮らすのも大事だと割り切って(?)


これから前を向いて生きていきたいものです。





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