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※あくまで妄想です#02 新潟



わたしの夫はバイクで日本一周旅行をしたことが
あるらしい。


なのでよく「〇〇県どうだった?」と質問することがあるのだが、

「そこは行ったことあるけど
通り過ぎたことしかない」


「あんまり長居はしなかったなあ」


「サービスエリアで名物は食べた」



など、よくもまあドヤ顔で日本一周したとわたしに言い切ったな…と言いたくなる雑なタイプなのだが、

その雑な返しの中で一番印象に残っているのが、




「新潟どうだった?」の答え。


「知らんおじさんとよくわかんないキャバクラ行った覚えしかない。」


である。


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ひどすぎる。

知らんおじさんと共に新潟に謝ってほしい。


もうこの苦い話を払拭してあげられるのは、
私しかいない。


そんな謎の使命感を持ってしまったため、
今回は新潟旅を妄想します。


前回愛媛県引き続き、新潟県もながーい県なため、たくさんのところは回れないため、行きたいところは絞った。


【やりたいこと・行きたいところリスト】

・米が主役の定食を食べる

・寿司を食べる

・日本酒×肴を楽しむ

・ぽんしゅ館に行く

・越乃Shu*Kura に乗る




飯か酒しかない。(ドン引き)

しょうがない。新潟はそれほど食が魅力的なのだ。

そして以前からお酒を中心にした旅行をしたいと思っていたので、それに新潟は適任すぎる。

楽しみすぎてすでに喉がギュルギュル鳴っている。(妄想です)


米が主役の定食を食べる

新潟は日本人なら誰もが知る米の産地。

私はお昼に週3でファ○リーマートの魚沼産の米で
握られたおにぎりを食べているので、
もう私の体はほぼ新潟でできていると言っても過言ではない。

そんな私が新潟に行って、米を味わずして何になる!と無駄に気合が入っている。

最初はおにぎりで調べていたけれど、なんと
「米が主役の定食」を掲げたお店があるらしいではないか。。

ワクワクと唾液の分泌が止まらん。

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写真はお米を楽しむ店で調べると必ず出てくる
「土間家」さんの定食。

鎌で出てきますよ、鎌で!!!!!


寿司を食べる

また米…と言われそうですが、逆に食べずして何をするのだと言った具合に私は寿司を推す。

調べてみると新潟には駅付近にも有名で美味しそうな鮨屋さんたくさん。

日本海側の県で魚を食べる旅行をするのは初めてなので、とてもワクワクしている。

新鮮で味わいたっぷりの寿司と職人さんに
出会える日本、本当に最高だ。


日本酒×肴を楽しむ


冒頭で申したお酒がここにきて登場。
ここまで観光が食に偏ると胃袋の調子が心配になってくるので、胃薬を鞄に忍ばせる。

ちょこちょこ家の近くで日本酒と和食を食べに行っているけれど、日本酒を主役にしたご飯だなんて…想像しただけで押し寄せる悦。たまらん。

しかもひとりで日本酒の出るお店も初めて。
飛び込みすると、緊張して味忘れちゃうパターンが私の中ではありがちなので、落ち着いて食べたい時は予約のできる店を選ぶようにしたい。


ビタビタに余韻に浸って、自分のペースで美味しいお酒とご飯を食べられる。


お父さんお母さん。

そんな街に新幹線で行ける距離に産んでくれて、ありがとう……


ぽんしゅ館に行く

ようやく観光っぽくなってきました。

新潟のディズニーランド、ぽんしゅ館です。


新潟駅、長岡、越後湯沢にある日本酒による日本酒のためのお店。(?)


そこでの1番の楽しみはなんと言っても「利き酒」

ガチャガチャのような銀色の機械がズラーーーーーっと並んだ場所で、好きなお酒を選び、機械に渡されたお猪口をセッティング。コインを入れると、
日本酒が出てきます。ハピネス・イズ・ヒアー。

なぜこれが各家庭に配置されないのか理解が出来ない。家に欲しい…


ちなみにぽんしゅ館のHPをスクロールした一番下には、こう書かれている。


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子供には子供の、大人には大人の青春が、新潟にはあるのね。



越乃Shu*Kura に乗る

新潟は長距離列車大国。
何個かある長距離列車の中で選ばずにはいられないのが、
越乃Shu*Kura。



そう、

また酒である。


「酒」をコンセプトにした、酒好きによる酒好きのための列車。

車内に利き酒コーナーを設置しており、日本海や新潟の雄大な自然を眺めながら、

常時5種類の銘柄や食事、音楽を楽しめる。

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むしろ誰が乗らないんだ。(偏見)


コースは越乃・ゆざわ・柳都の3つがあり、運行日は日によって異なる。

個人的には柳都のコースで行って、始発から終点までがっつりまったりしたい。



学生の頃はあれもこれも行かなきゃと、とにかく楽しんだことを証明するために

ありとあらゆる場所を短い時間で回っていた気がする。

それはそれでもちろん楽しかった。


でも大人になると、「がっつりまったり」するという贅沢を覚える。

少ない休みを贅沢にゆったり使う。お酒をちんたら飲む。ちょっといいところに泊まる。行きたいと思わない名所には行かない。日常にできそうなことも旅の中に取り入れる。いいものをたくさんではなく、少しずつ食べる。


最高の贅沢だ。



大人になんてなりたくないと泣いていたあの日の自分に、

今は胸を張って「大人最高に楽しい」と言ってあげられる自信がある。




2泊3日のスケジュール


1日目

13:00  新潟到着。

13:30  新潟駅周辺でお寿司を軽くいただく。

14:50  柳都Shu*Kuraに乗車。終点の上越妙高まで。

19:00  ホテルチェックインして少し休憩。

20:00  日本酒と肴を楽しむ。

22:00  就寝。

2日目

8:30  燕三条に移動。

11:00  到着。駅近くで名物のカレーラーメンか、もしくは定食を食べる。

12:30  洋食器と金物が有名だそうなので、それ目当てにブラブラ散策。

15:00  ツバメコーヒーでゆったり。

16:30   燕三条から新潟駅へ移動。

17:00  ホテルチェックイン。ぽんしゅ館に行く。

20:30  夕飯も軽く済ませた後、銭湯に行く。

22:00  就寝

3日目

9:00  朝ごはんにお米が主役の定食を食べる。

10:00  少し駅周辺をブラブラ。お土産買ったり。

11:00  新潟空港に移動。

11:40  お昼(海鮮系がいいなあ)を済ませ、搭乗手続き。

13:00  さようなら新潟



正直自分の普段の仕事の折り合いと金銭的には、2泊3日は結構厳しいのだけれど、やっぱり夕日が見える時間に柳都Shu*Kuraに乗りたいという思いが強すぎてこのスケジュールに。

燕三条も行きたいリストでは紹介しなかったが、気になっていたところをゆったり回れるので、かなり嬉しい。



もちろん他にもたくさん回りたいところはあるけれど、


新潟の思い出力0点の夫に新潟の魅力を伝えるには、

もう十分なんじゃないだろうか。


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