食生活アドバイザー3級テキスト☆1日目☆更新中

◉食生活と栄養素

☆key words☆
栄養、栄養素、孤食、個食、濃食、粉食、小食、食生活指針、三大栄養素、五大栄養素

食生活の要素:栄養面+心理面+文化+社会生活
2)栄養:生命維持するための食物を取り入れ、成長や活動に役立
   栄養素:生命維持するための取り入れる物質
3)心にも体にも美味しい食事=健康的な食事
4)心の栄養:見た目+環境+嗜好+心構え(食事を楽しむ、食事時間を重視)
5)心の栄養にリスク
   孤食、個食、濃食、粉食、小食、固食、子食、欠食
6)朝食
  ・睡眠中に下がった体温or血糖値を上げ
  ・神経、脳、内臓の働きを促す 
7)食生活指針(生活習慣病予防)
  ・食事を楽しみましょう
  ・1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
  ・適度な運動+バランス良い食事で適正体重を維持
  ・主食、主菜、副菜を基本に、食事バランスを
  ・ご飯など穀類をしっかりと
  ・野菜果物、牛乳乳製品、豆類、魚などを組み合わせ
  ・食塩を控え、脂肪は質と量を考え
  ・日本の食文化or地域の産物を活かし、郷土の味を継承
  ・食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を
  ・「食」への理解を深め、食生活を見直す​

8)栄養の役割(五大栄養素)
 ・エネルギーを生む
   炭水化物+たんぱく質+脂質(三大栄養素)
 ・体を作る
   たんぱく質+脂質+ミネラル
 ・体の調子を整える
   たんぱく質+ミネラル+ビタミン

9)三大栄養素について
 炭水化物→消化吸収→糖質+食物繊維
 糖質・たんぱく質=4kcal/g
 脂質=9kcal/g
 エネルギー:糖質+脂質
 体の組織(骨&筋肉)作成:たんぱく質


◉糖質

 ・生命維持に最も大切、全エネルギーの60%
 ・分類:単糖類、二糖類、少糖類、多糖類
☆key words☆
糖質、たんぱく質、脂質、炭水化物、ブドウ糖、アミノ酸、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、コレステロール

1)単糖類(糖質の最小単位)
 ・ブドウ糖(グルコース)→グリコーゲン、脳のエネルギー
  eg:ショ糖、乳糖、麦芽糖、澱粉、
 ・果糖(フルクトース)→中性脂肪、肥満、甘味強い
  eg:果実、はちみつ
 ・ガラクトース(乳糖)
  eg:母乳、牛乳、海藻、サトイモ
2)二糖類(単糖2つ結合)
 ・ショ糖(スクロース)=ブドウ糖+果糖
  eg:砂糖、水溶性、肥満
 ・乳糖(ラクトース)=ブドウ糖+ガラクトース
  eg:牛乳、乳糖不耐症
 ・麦芽糖(マルトース)=ブドウ糖+ブドウ糖
  eg:水飴、澱粉の分解物、甘味度= ショ糖の1/3
3)少糖類( 単糖3~9つ)
 ・オリゴ糖:乳脂肪に存在、若干水溶、カロリーはショ糖の1/2、消化吸収✖︎、ダイエット、善玉菌を増やす作用
  eg:トウモロコシ、甜菜
4)多糖類(単糖10つ以上)
 ・澱粉:ブドウ糖多数結合、植物のエネルギーの貯蔵形態
  eg:米、小麦、トウモロコシ
 ・グリコーゲン:ブドウ糖多数結合、動物のエネルギーの貯蔵形態
  eg:肉、魚
5)糖質の消化吸収
  澱粉→小腸でブドウ糖→毛細血管→
  ① 肝臓でグリコーゲン貯蔵→必要時、ブドウ糖になり、エネルギーとして利用
   →更に余ると体脂肪
  ②グリコーゲンならず、肝臓を通過した→血液→脳、筋肉のエネルギーとして利用
6)糖質の栄養
 ・エネルギー源:エネルギーの60%
       糖質多すぎ→脂肪貯蔵、肥満
       糖質不足→ビタミンorミネラル不足、エネルギー利用効率↓
 ・ビタミン:Vb群=糖質の代謝=グリコーゲンからエネルギー(ブドウ糖)を作り出す
       Vb1不足→食欲↓疲労感、倦怠感、筋肉痛
7)糖質を含む食品
 ・穀類:米、小麦、トウモロコシ
 ・豆類、果物、甘味料:砂糖、はちみつ
 ・芋類:ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ

◉たんぱく質

◉脂質

◉ビタミン

◉ミネラル

◉食物繊維

◉水



食生活の課題


①食物繊維とカリウムの摂取量を増やし、ナトリウムの摂取量を減らす
②高齢者:買い物や料理が不便
③単独世帯が増加し家族と食事を一緒に食べる機会がない
④核家族化の進展や地域社会とのかかわりの希薄化、また、食のグローバル化が進む中で、地域に伝わる優れた伝統的な食文化の保護・継承に危機感
⑤食料自給率(カロリーベース): 昭和 40 の 73%→H 26 の39%
国内農業では労働力の減少・高齢化、水田等農地の減少
⑥世界では約8億人が栄養不足


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?