2016.秋から冬

「腰が痛くてたまらん」とよく言うようになり、大きな病院で診てもらうことに。

でも閉鎖恐怖症の母はMRIに入れず、入れなかったのを先生と機械のせいにしてました。

これをちゃんと受けられていたらもしかしたら腫瘍が発見されていたかもしれません。

これもまた後の祭り。


普段はなんてことないのに、どこかのスイッチが入ると突然ブチギレる母。

そのスイッチが何処にあるのか私は分からず、日々、「こんなこと言うとキレるかな。こんな事すると怒るかな」

そんなビクビクした毎日でした。

これは母が亡くなるまで延々と続く感情です。

親の顔色を伺うのはしんどかった。

自分の家でありながら落ち着かず、気を回しすぎて疲れる日々。


この頃から

なんでも「人のせい」と「勘違い」が多かったように思います。

自分の都合の良い方に物事を考え、それが事実であると思い込み話をしてくるので、否定するとまたそこでブチギレる。

そんなことが重なるとますます、母の体調を気遣う優しさは無くなってきてました。