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発明も特許も小学生の自由研究からチャレンジして決して早くない事例

ここ近年のスポーツでは、若年層の活躍が目立ちます。ジュニアから取り組んでいる子たちだと、成人前で10年以上のキャリアの持ち主となります。

やはり小さい頃からコツコツと積み重ねていくことが大切と常日頃から感じています。

子どもが興味を示さないことを無理にやらせたくはありません。そのため子どもが興味を示すような取り組みを、早いうちから親が取り入れて、子どもが楽しくできるような仕掛けも必要かもしれません。

夏休みの自由研究はまさにそのチャンスかもしれません。親が興味を持っていることであっても、子どもと一緒に取り組めばいいと思います。むしろ子どもにとって自由研究のテーマを見つけるのは大変だからです。


詳細な背景はわかりませんが、小学3年生のときの自由研究が特許になったというお父さんのツイートが話題になっているので紹介します。

塩谷亮(@ryo_shiotani)さんが投稿した、息子さんのエピソードに注目が集まっています。

「息子(当時小3)が特許を取得してしまった。海の砂に混ざったマイクロプラスチックを分離する装置の考案。2年前の夏休みの自由研究がこんなことになるなんて…信じられん。」

<引用:『小3息子が取り組んだ夏休みの自由研究。その発明品が凄いことに』 2021/05/13 BUZZmag>

海の砂からマイクロプラスチックを分離すべきであるという課題を、もし親御さんのヒント無しにこのお子さんが考えたなら、天才だと思います。発明は「課題の発見」が最も難しいからです。

課題を発見できた後は、その課題を解決する具体的な案を感がる段階です。この段階でも、もしマイクロプラスチックの分離装置をどうやって作るかを、お父さんと会話しながら作れたのなら、お子さんも喜んでいたのではないでしょうか。


ちなみに、こういった小学生の発明が特許になったニュースは過去にもあります。例えば以下のゴミ分離装置は、当時とても話題になりました。

特許を取ったのは、安城市立丈山小学校の神谷明日香さん(12)。ごみ箱は高さ約90センチの直方体。缶の投入口のすぐ下に磁石を設置。鉄が磁石にくっつく性質を利用して、自動分別できるようにしたというシンプルなものだ。ホームセンターで手に入る安価な材料で制作したという。

<引用:『小6女子が特許 アルミ缶・スチール缶を自動分別するゴミ箱、どんなしくみ?』 2017年03月13日 HuffPost>