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YU-TOのちょっと危険なドラムレッスン~お前が叩いてるそれ、○○○○で出来んの?~

どうも皆さん、YU-TOです。

前回の"ちょっと危険なドラムレッスン"ご好評頂き、ありがとうございます。

師匠であるGOさんや、coldrainのKatsumaさんといった方々にも読んでもらう事が出来たようで、非常に嬉しい限り。

自分の感じている事や伝えたい事、あの記事で僭越ながらも論じた事は間違っていなかったんだという自信に繋がった一方で、「より一層、気を引き締めて書かなくちゃな。」という思いが出て来てるのも確か。

まあでも、引き続きそんなに気負わず、いつも通りなテンションで色々な事をぶっちゃけるレッスン記事(?笑)にしていきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。

とまあ、挨拶的なのはこれくらいにしておいて、、、。

今回の記事では前回も触れた、ドラムに関する"ある事"をテーマに、実践的な練習法を交えながら皆さんに色々とお伝えしていきますね。

突然ですが、これを読んでくれてるドラマーの皆さん、「これ演ってみろよ」と言われたら嫌な事ってあります?。

ムカつく先輩ドラマーや"俺上手いんだぜ"マウントを取ってくる同い年ドラマー、面倒くさいベテラン老害ドラマーに言われたと仮定して、「"これ演ってみろよ"って言われても、ぶっ飛ばせる自信ねーな、、」みたいな、、(笑)。

もちろん、完璧に全ての事をこなせる人が"良いドラマー"という訳では無いですし、こんな事を言ってくる人なんて自分の周りにはいないですが、そういうシチュエーションをイメージしてみると、自分自身の苦手が見えてきて良いんですよ。

ちょっとイメージしてみましょう。

・お前、どうせ速いのしか叩けないんだろ?。遅い曲も叩いてみろよ。

いえいえ、ここ数年はバックビートの重さに定評貰えてるんで、そんな事は無いっすね。ゆったりした曲も叩けます。

・変拍子とか苦手そうwww

昔は1回も4/4拍子が出てこない曲も叩いてたから。それに、むやみに演っても仕方ないぞ、変拍子は。

・YU-TOって、ルックスに華がないよねwww

うるさい。黙れ。

・お前の演ってるフレーズとか出してるノリまあ良いと思うよ。でも、それ小さい音でも出来んの?

あっ、、いや、、その、、、。

とまあこんな感じで、最後の事って特にロックドラマーだったら"言われると痛い事"じゃないですか?。

ロックやメタルという音楽では、ドラムは基本的に大きい音を出さなければいけません。でないと他の楽器に埋れてしまうし、単純にカッコ良くない。

しかし、大きい音量で叩くだけがドラムじゃない。

前回の記事でも言及しましたが、"大きい音"というのは、ある意味コントロールしないでも出せてしまう音で、極端に言うと初心者でも思いっきり叩けば出せてしまう音。

もちろん、そこに洗練さや重さを加えられるのはプロレベルの話ですが、初心者でも好き勝手思いっきり叩いてれば大きい音は出せて、何となくだけど"グルーヴ"すらも出来てしまうもの。

しかし、小さい音ではそう上手くいかない。

スネア単体だったら何とか小さい音で叩く事は出来るけど、これがドラムセットとなったら一気にレベルが上がる。

まず、バスドラムを小さく叩く事がロックドラマーは致命的に苦手。

もうこればっかりは仕方ないです。自分も超が何個付くか分からないくらい苦手です(笑)。

デカい音での2バスドコドコはメタルドラマーの勲章ですし、ドン!パン!と言うデカいバックビートが叩けなきゃ"ロックドラマー"とは言えない。

そんなもんだから、いわゆるジャズドラムの4分ベースに合わせてバスドラムを聞こえないくらいの音量で叩く"フェザリング"なんか苦手中の苦手(笑)。

一度、ジャズドラムを習いに行ったこともあるのですが、「ダメ!。とにかくバスドラムの音が大き過ぎる!。」と何度言われた事か、、(苦笑)。

自分の中では超小さく叩いてるつもりだったんですが、それでもジャズのセオリーからしたら大き過ぎたみたいで、「えっ?これでもデカいの!?」と困惑してしまいました。

「色々演ってきたつもりだったけど、場所が変わると俺なんて"使え無いドラマー"なんだな、、」と非常に落ち込んだ事は言うまでもありません(笑)。

この"フェザリング"ってどちらかと言えばニッチなテクニックだと思うし、出来ないでも全然問題は無いと思いますが、"大きい音でしかドラムが叩けない"と言うのはちょっと問題があるかもしれない。

例えば、以前サポートでドラムを叩いていた財部 亮治さんの楽曲はパンクっぽいナンバーからバラードまでと幅広いスタイルの楽曲があり、ライブの時に音量を抑えて叩かなければならない曲が結構な数あった。

特にこの"ミルクティー""残香""君とハイボール"の3曲は曲を聴いてもらえれば分かるように、明らかに小さい音のドラムサウンドが必要になってくる楽曲。

これらの曲を表現するにあたって、「ちょっと叩き方を見直さなきゃな」という事も過去にありましたね。

あと、意外とバカに出来ないのが結婚式での演奏。

この歳になってくると結婚する友達も多くなり、パーティーでの演奏を頼まれる事も多くなってくる。

生演奏が出来るパーティー会場って割と多いし、そういう場所で演奏した事があるミュージシャンの人も多いと思うんですけど、こういう会場ってアンプなどの音響機材がとにかくショボい。

だから、いつもの調子で叩いてしまうとギターや下手すればボーカルまでをもドラムの音で掻き消してしまう事になる。

これ、何回かやらかした事あるんですけど、正直ミュージシャンとして凄い恥ずかしい。

いくら"余興"といっても、演るからには観てるお客さんを感動させたいし、新郎新婦のどちらかが歌を歌うのであれば、主役に花を持たせてあげたいと言うか、花を持たせてあげれるような演奏をすべき。

しかし、それを自分のドラムの音で掻き消してしまうとは何事だと。

バーでのセッション等のイベントでもこういう事は起こりがちで、そういう現場で恥を晒してしまうのは非常にもったいない。

メタルバンドしかやっていない人にとっては"小さい音で叩く"って要らないテクニックなのかもしれないけど、出来るようになれば演れる音楽の幅も広がるし、出来る事でバンド以外の仕事に繋がる事もあるかもしれない。

それに前記事で書いた通り、小さい音で練習する事によって、大きい音のコントロール力も飛躍的に向上しますから、絶対にやっといて損のない事だと思いますね。

何故小さい音で叩く事は難しいのか?

「小さい音で叩くのは難しい」と先程からしつこく言っていますが、「小さい音で叩いて"ノリ"を出すのは難しい」と言った方が正しいのかもしれません。

これ、あくまでも個人的な感覚ではあるのですが、、、

小さい音でドラムセットを叩く時って、大きい音で叩く時以上にドッシリと腰を据えて上半身を安定させる必要が出てくる。

大きい音って、プレイ中に立ったり、首振ったり、上体を極端に傾けたりしても出せる(※注:"良い音"を出すにはコントロールが必要)のですが、小さい音だとそうはいきません。

まずはイスにしっかりと座り、上体を安定させた上で足先と手先に神経を集中させ、出音(音色)をしっかり聴くといった事が必要になってきます。

自分の場合、大きい音を出すときって手首とかよりも、背中や肩といった身体の内側に神経を集中させている感覚があるんですが、小さい音でプレイする時は手首や足先といった身体の外側に意識を持っていってる感覚があるんですよね。

その分身体の内側、つまり"体幹"はなるべく動かさないというか、大きい音を出すとき以上にしっかりと安定させる事を心掛けています。だから身体があまり動かせず、ノリ(グルーヴ)が作り辛い。

自分は小さい音で演奏する時は、横に身体を動かしてノリを感じるようにしています。

大きい音でロックを演奏する際は縦にノって、もうイスから身体を浮かせるくらいの勢いで叩く時もありますが、小さい音での演奏は"イスにしっかりと身体を固定させ、そこを絶対的な基準にして横に身体を動かす"みたいな感覚ですかね。

だから小さい音で演奏するのって、物凄い体幹保持力が必要になってくるんですよ。

大きい音で演奏する時は、"もう体幹ごと動かして腕や手首はそれにつられて勝手に動く"みたいな感覚なのですが、小さい音で演奏する時は、"グッっと体幹を安定させて、その安定した体幹から手先と足先に指示を出して動かす"みたいな感覚なんです。

だから小さい音での演奏って、大きい音での演奏以上にフィジカルで力がこもるし、物凄いエネルギーを消費する。

大きい音は如何に力を込めず"ポーンっ!"と力を抜いて出せるかで、小さい音は如何にドッシリ力を込めるか、、何か「逆じゃね?」と思うかもしれないですが、考えてみて下さい。

あなたは今、そこそこ重めな石を持っています。

それを使って床を壊したいのなら、一番効率の良い方法は高い所から一気に放り投げる事。

これはフィジカルというよりは、如何に瞬発力と重力を上手く使って床に石を打ち付け、床に破壊エネルギーを伝える事が出来るかが鍵。

では、床を傷付けずに石をただ置きたいのだったらどうでしょうか?

石を手からギリギリまで離さずに、身体を使って確実に石を床まで持っていく必要がありますよね?。

多分、普通の人間だったらこっちの方が辛い。

むやみに石を投げずに丁寧に床に置くには、フィジカルな身体のコントロールが必要になってくるし、恐らくこっちの方が神経も身体も使うから疲れる。

とてつもなく抽象的で、この記事恒例の「ちょっと何言ってるか分からないです」な事をクソ真面目に語ってしまいましたが、、、(苦笑)。

でもこれが、ドラムを小さい音で演奏する難しさの例えとして近いのかな?と思っています。

あとは小さい音での演奏って、大きい音のとき以上に耳を使う。

周りの演奏をよく聴いて、"今自分の出している音量と周りの出音のバランスはどうか?"という事に神経を集中してないと、"無意識に大きい音で演奏してしまってた"みたいな事も多々あるので、気を付けないといけない。

だから、小さい音で演奏する時はもう最初からシンバルやスネアをミュートしたりして、ドラム自体に大きい音を出にくくさせる施しをするというのもありだと思います。

ロックドラマーにとって、"大きい音で叩ける”って最大の武器でもあり、最大の弱点でもある。

それを自覚して、「ドラムなんて音がデカけりゃOK!」でなく、より表現のレンジが広いドラマーを目指していきたいものです。

本当に、"小さい音での演奏"は奥が深い。

【YU-TO式】小さい音で叩く練習法

ここまで、ごちゃごちゃと小さい音で叩く事の大切さと難しさついて言及してきましたが、この章では"ちょっと危険なレッスン"シリーズ初となる、具体的な練習法をレクチャーしていきたいと思います!。

まあ"具体的な練習法"と言っても、ただ自分が普段取り組んでいる事を書くというだけで、あんまり"練習"って感じでもないのですが、、、(苦笑)。

その練習法なのですが、もしかしたらこれを読んでくれている皆さんならばもう知ってくれているかもしれません。

わたくしYU-TO、何か最近妙に似つかわしく無い曲のプレイ動画をSNSにアップしたりしてません?。

インスタではまとめてドバッとアップしてるんですが、主にTwitterのフリート内にアップしてる動画の事です。

そう、正にあれこそが小さい音で叩く練習なんですよ。

今回はそんな練習法を使用機材練習環境具体的方法の3つに分けて順に説明していきますね

使用機材

もうかれこれ20年くらい、自宅での練習はV-Drumsを使用してる自分ですが、この練習ではいつもお世話になっているPearl"コンパクトトラベラー"を使用しています。

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見た目は練習パッドのようにも見えるんですが、これ、作りがシンプルな"生ドラム"なんですよね。

ちゃんとしたドラムヘッドを張っててチューニングも出来ますし、スネアにはスナッピーも付いてる。

このコンパクトトラベラーですが、もうとにかく"スコーンっ!"と音が抜ける。

バスドラムも"ドゥっ!"っていう本格的なサウンドが出せますし、見た目以上のサウンドで、初めて使った時はビックリしました。

以前、"お風呂の国"というスーパー銭湯の浴室で叩かせてもらった事があるんですが、隣の女湯のサウナ室まで音が飛び、床が振動していた程だったそうなので、小さいながらもかなりのポテンシャルがあるドラムです。

スティックは右手が通常のスティック、左手はブラシを使っています。

シンバルは"PLAYTECH"というメーカーのPLQ Reduce Volume Cymbalという消音シンバルシリーズを使っていて、これがまたブラシで叩いたら殆ど音がしない(笑)。

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だから、右手は通常のスティックを使って演奏しています。

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元々はMV撮影用のシンバルとして購入したのですが、それだけで使ってたのでは勿体無いくらいの良い音がする。

普通のシンバルより耳に痛い音成分も無いし、"シャー"というアタックの無い音しか鳴らないのですが、割とちゃんとした繊細なシンバルの音がして、分厚い作りだから耐久性もありそう。

しかも5枚セットケース付きで12800円、、、破格過ぎ(笑)。

そして録音機材は、以前ちらっとだけ紹介したYAMAHAAG6

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これにペンシル型のコンデンサーマイク1本だけ繋げて音を録ってます。

もうこれ以上無いくらい超シンプルなレコーディング方法。

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でも凄い音良いし、ニュアンスの変化までしっかり拾ってくれるから、かなーり良い自分のプレイのチェックになる。

このYAMAHAのAG6、もう自分の音楽生活に無くてはならないくらいの存在になるくらい重宝してて、近々これを使って配信ライブとかやってみようかな?って考えてます。

これを導入した事で、とにかくやれる事の幅が飛躍的に広がって、毎日ウハウハな音楽生活が送れてますね〜。

その位、超使えるのでミュージシャンは絶対に持っておいて損はしないアイテム。

練習環境

このコンパクトトラベラーを叩いている場所は、自宅のドラム部屋。

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一応、吸音材を張っていますが、さすがに生ドラムは叩けません(笑)。

周りは民家が密集してますし、少しでも大きい音を出せば即苦情が来るでしょう(笑)。

だから、もう"小さい音で叩かざるを得ない"環境で練習していると言えます。

V-Drumsであればメッシュヘッドなので激しく叩いても全然音は鳴らないのですが、流石にコンパクトトラベラーとPLAYTECHシンバルは激しく叩いたら、多分大問題になる(笑)。

特にコンパクトトラベラーは、ちょっとの力の入れ具合で"パーンっ!"と鳴ってしまうので注意が必要。

そんな"大きい音を鳴らしたくても鳴らせない"環境で叩くのは、非常に良い練習になります。

やっぱりスタジオとかだと、小さい音で練習しててもイライラしてきて耐えきれなくなり、終いには大きい音で叩いてしまいがちになる。

でも、敢えて自宅で生ドラムを苦情が来ないくらいの小さい音で叩くのって、もうそう演らざるを得ない環境に自分を追い込めるから非常に良い。

だから、自分のスネアを持っているという方は、小さい音で練習する時はパッドじゃ無くてスネアで練習してみると良いかもしれません。

結構、ハラハラドキドキしますよ(笑)。

具体的方法

さて、いよいよ具体的方法ですが、、、

もう動画の通り、好きな曲をコピーしてます。

、、、、、

いやまあ、これだと3行で説明が終わってしまうので、もう少し詳しく説明しますね(笑)。

好きな曲と言っても、コンパクトトラベラーで動画を撮る曲は予め基準を設けてます。

それはこの5つ。

・ジャンルはR&B、POPS、HIPHOP

・生ドラムを小さく叩いた音で録られている、もしくはそれを想定した打ち込みが施されてる曲を選ぶ

・なるべく歌が入っている曲にする

・そこそこ手数も入れられるような曲にする

・譜面無しの即興で叩ける曲にする

まずジャンルに関してですが、シンプルに"好き"という理由の他に、そもそもこの3つのジャンルは、"小さい音で叩いたドラム"が入ってる事が非常に多いんです。

もちろん、ロックなドラムが入ってる曲もありますが、特にR&Bは繊細なドラムサウンドが必要とされるジャンルで、叩いてて勉強になる事が多い。

「いや、R&Bのドラムって殆ど打ち込みじゃね?www」と思ってしまう方々もいると思いますが、打ち込みドラムを侮ってはいけません。

打ち込みというのは、作曲者自らが"こういうフィールが欲しい"と作ったビート。

見方を変えれば、テクニックの誇示も不足も無い、"ただ音楽の為だけに作られたビート"という事になります。

そのビートをコピーし、自分なりの解釈を加えてみたり、「生ドラムだったら何をすれば映えるのか?」という事を考えながら叩き、それを映像に撮ってフィードバックするのは、物凄く実践的で役に立つ練習法。

だからこそ、歌の入った楽曲をコピーしたいというのがある。

例えば"ポストロック"って呼ばれてるようなインストのロックも好きなのだけど、ドラムのプレイ的にどこか"おしゃれプレイの押し売り"みたいな印象を持ってしまう曲もあって、そういう曲のコピーって、単なる"テクニックの勉強"にしかならない。

コピーするのであれば、"ドラマーの価値観が一切介入してない曲"であればあるほど良い。

そういった楽曲は、打ち込みでも歌に寄り添ったプレイになっていたり、普通のドラマーであったら絶対に思い付かないようなプレイも入ってるから、"巧いドラマー"が叩いた楽曲をコピーするよりも、音楽に対する洞察力が高まる気がする。

でも、やはり動画で出す以上は、ずーっとシンプルに叩いているよりかは少しだけ手数を多くしたりして、捻りを加えたものにしたい。

それをする事によって、楽曲が違った響きに聴こえてきたりする事もあって、それもまた面白い。

例えば、Backstreet Boysの曲のハイハットの刻みを細かくすると、ちょっとTHE 1975っぽくなるとか(あくまで自分の価値観です 笑)、そういう発見をしていく事で、"ドラミングが曲に与える影響"を肌で感じる事が出来る。

そして、敢えてコピーをする際は譜面を書かない。

以前から知ってる曲を叩く事が多いけど、ビートとかは曖昧にしか覚えてない事が多いから、割と最初は苦労します(笑)。

とにかくビートとメロディだけを聴き、原曲に忠実に演るか捻りを加えるかを決めて、もうほぼ1発のアドリブでワンコーラスを叩く。

もちろん、小さい音で叩かなくてはならないからそこにも気を配りつつ、楽曲の進行にも気を配りつつで、グルーヴを作っていく、、、。これって、誰かと一緒に演奏するジャムセッションに凄く近い感覚なんですよね。

今、人と演奏出来る機会って減ってるけど、こういう風にしっかりと他の演奏に耳を傾けて即興で演奏してみる事で、人と演奏する感覚を失わずにいられるかな?と最近思ってるんですよ。

決められた事を決められたように出来る事も大事ですが、それだったら正直打ち込みで演った方が良い。

自分の身体をコントロールして音の強弱をリアルタイムでコントロールして出せるのは人間だからこそ出来る事で、機械でも出来ないことはないのだろうけど、やっぱAIとかDAWより、まだまだこの辺の技術は人間の方が上って感じがする。

だから、"人間味のあるドラムが叩ける人"っていうのは、荒らくれたドラムだけじゃなくて、丁寧で繊細なドラムも叩ける人なのだと自分は思います。

"怒り"や"憎しみ"だけが人間の持つ感情ではなく、優しさや悲しみなどの多種多様な感情があるのが"人間"という生き物。

それをドラムで表現出来て、音楽に落とし込めるプレイヤーってやっぱりカッコ良いですよね。

そんなプレイヤーに成る為に、日々精進する次第であります。

とまあ、今回はここまでにしておいて、、

次回から、こちらの"ちょっと危険なドラムレッスン"いよいよ実践編に突入します。

実践編は月額500円の定期購読マガジンにしようと考えているのですが、引き続き無料記事での連載も続ける予定です。

無料記事では"実践編"の内容解説であったり、ドラム界隈に対して思う事だったりを綴っていくつもりで、まあこれまでと内容は殆ど変わりません。

有料の実践編では、記事でしか観る事の出来ない譜面と動画を用いて、1つのエクササイズを徹底的に突き詰めるような内容にしたいと考えてます。

さて、どんな過激な事をやってやろうか、、(笑)。

"ちょっと危険なドラムレッスン"、ここからの展開も楽しみにしていて下さい!。

ではでは!





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