宇宙由来の石、リビアングラス
エジプト産リビアングラスのスフィアたちとエッグ。大きさは、一番大きいもので直径4cmくらい。リビアングラスは、正確には鉱物ではありません。今のところ、隕石の衝突などで起こった膨大な熱反応により、岩盤の一部が溶けてできた天然ガラスと考えられています。諸説ありますが、産地であるリビア砂漠では、蒸発した石英、隕石に含まれる物質、クレーターなどが見つかっているそうで、やっぱり隕石衝突によってできたものなんじゃないかとの説が有力です。まぁ、見た目も宇宙っぽいですしね(大雑把)。
画像のリビアングラスはいずれも似たような雰囲気のものですが、実は、リビアングラスの雰囲気は個体によって全く雰囲気が違います。色、透明度、インクルージョンの入り方……「本当に同じ石なのか?」と感じるほど、全く異なります。
私の場合、リビアングラスやモルダバイトなどといった宇宙由来の石は、手に入れる時にかなりの時間を要します。価格的な要素もあるんですが、それ以上に、「なぜだかよく分からないけど惹かれる」「惹かれるんだけど、何だか怖い」といった得体の知れない感覚に包まれるからです。
その感覚はあながち的外れなものではなくて、大体、これらの石と繋がると、その後は現実レベルで大きな出来事や変化が訪れることが多いです。いいことか悪いことかと聞かれると、一概には言えません。「自分のより深い部分をあぶり出すための出来事」というのが近いでしょうか。時には辛い出来事だったり、ワクワクするような出会いだったりするかもしれませんが、後々になって振り返ると、「大事なきっかけだったな」と分かるようなことです。
そういう意味では、特にリビアングラスを含めた宇宙由来の石に関しては、選ぶ時には「感覚のみ」で選んでいただきたいです。これは価格的にお得だとか、レアだからとかいう「思考」は完全に外した方がいいかなと思います。
リビアングラスは、魂の故郷と繋がる石。自分の魂の故郷と繋がることで、自分の深い深い部分が反応し、「自分とは何か」、「自分が本当に望むことは何か」と徹底的に向き合うことになります。色々あるかもしれませんが、あまり怖がらず、新しい扉の先に何があるんだろう?というワクワク感から手にとっていただきたいです。
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