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日本中どこにいても、本とわくわく

はじめまして、町の図書館。

小さな町に移住して2か月が過ぎた。
この町には、本屋さんもブックカフェもないけれど、小さな図書館が2つある。(正しくは、ひとつは分館)

物心つく前から本が好きで、小中高は図書室に通ってよく本を借りたわたし。
だけど、静かで広くて整頓されていてどこか事務的な雰囲気のある図書館が実はそんなに好きではなかった。
そういう意味では、学校の図書室はサイズ感やあたたかみがちょうどよかったのかもしれない。中学からはバーコードのカードで貸し借りする仕様だったが、小学校までは図書委員が図書カードにスタンプを押してくれた。(残念ながら、「耳をすませば」みたいな出会いはなかったけれど)

余談だが、そういえば、約1年前に2週間ほど滞在したオーストラリアで訪れた図書館は日本とは対照的で、自由でわくわくしてどれだけでもいられるなと感じたのをよく覚えている。オーストラリアの図書館には、椅子を兼ねた階段にふかふかのクッションがあり、小さい子が寝転がって足をぷらぷらして笑いながら絵本を読んでいたり、学生が持参したサンドイッチをかじりながら雑誌を読んでいたり、楽しくミーティングができる場所があったりした。本を持ってはしゃぐ子どもを、周りの大人は笑顔で見守りちょっかいを出していた。(もちろん、州立図書館など歴史があり厳かな雰囲気のところもあった)

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静かにしなきゃ、勉強か読書をしなきゃ、「~しないといけない」に溢れた日本の図書館がわたしは苦手なのかもしれないと思った。

話は逸れたが、そんなわたしにとって、この町の図書館のサイズ感はちょうどよい。
もちろん飲食などは禁止だが、窓から入るそよ風を感じながら本の背表紙とにらめっこしながら棚の間を歩いていると、「最近どう?いい本あった?」と図書館の担当の方が話しかけてくださる。
そのまま雑談しながら本を眺める。いろいろ、わたしにはちょうどよい。

わたしがなぜそんなに図書館に通っているのかというと、仕事のひとつとして、公民館や町の交流施設にテーマに沿ってセレクトした本を展示させてもらっているからだ。
少しでも、普段本を手に取らない人の目に留まり、あわよくば手に取ってもらえれば・・・本との新しい出会いを創り出せたら、そんな想いを込めて。

人生の中で、もちろん友だちがぜんぜんいなかったわけではないが、わたしにとって「本」も大切な友だちであった。
人間関係がうまくいかない時に、必ずといっていいほどページをめくった本もある。

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スマートフォンの普及や電子化もあってか、そんな本の未来が明るくないと知って以来、自分にできることを探し続けてきたが、結局たどり着くのは、わたしと同じように本に救われたり一生モノの本に出会ったりする人が一人でも多い世の中になってほしいなということ。
どんな本でも、もちろんわたしの知らない本でもいいから、(むしろ、いろんな人の大好きな本をわたしも知りたい)、普段本を読まない人が、「あれ。本っていいかも」と思うキッカケになりたいと思う。

そんなこんなで、縁あって辿り着いたのがこの町であり、日々奮闘しながら生活している。

このnoteも含め、日々いろいろなことに取り組みつつ、この町でわたしが軸として取り組もうと思っている『海沿いの蔵に図書室を創る』プロジェクトについても、少しずつ少しずつ歩みを進めていきたいと思っている。

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この模様についても、追々紹介していければと思う。

さて。今日も図書館に行こう!

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はじめまして、田舎暮らし。 27歳、海と山に囲まれた未踏の地での新しい暮らし。わくわくとドキドキに溢れた毎日の中で出会うたくさんの”はじめまして”を、日々の奮闘とともに記録します。大好きがいっぱいの日々を...!(Instagram @yu_mozaki)

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