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都会と二週間の時差で、思い知らされる。わたしは離れた土地にいるのだと

はじめまして、遅咲きの桜。

新潟県に住んで二度目の春をなんとか無事に迎えられているわけだが、実は昨年はとてもあたたかく、例年よりかなり早い桜の開花となったそうだ。
たしかに、4月3日ごろには満開の桜を見た気がするし、都会と比べてすごく遅いと思った記憶もあまりない。

(これは昨年4/3の桜並木の様子)

ところが今年はどうだろう。
都会に住む家族、友人から桜の写真が送られてきて、ついには散り始めた報告までくるのに、こちらは一向に開花の気配すらない。

やっぱり寒い土地なのだな、それほどに離れた場所に来てしまったのだなと、改めて実感するとともに少しだけ切ない気持ちになった。

都会からの桜の便りに遅れること、約二週間。
突然あたたかくなり、ほんの数日で桜が一気に開花した・・・!
ほんとうに、驚くほどのスピードで。

慌ててカメラを持って、桜のスポットを巡る。
昨年は特に何も思わなかったけれど、都会からの便りを横目に例年以上に待ち望んだ桜はなんだかいつも以上に嬉しくて心があたたかくなった。

なんとなく、すでに散ってしまった都会の人たちにも、「まだ見れるんだぞこっちは!」と誇らしい気持ちに。(笑)

そしてまた、青い海と桜のコントラストが、なんとも言えず素敵なのだ。

こういった気候の違いや文化の違いに出会うたび、戸惑ったり少し落ち込んだりする。
でもその先には、今まで見えなかった景色や感動もあったりするのだ。

そんな感動を味わえちゃったりするから、わたしはきっとこの暮らしが嫌いじゃないんだろうなと今回改めて思った。

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