日本に住んで28年目にして出会うはじめましての食材たち③

はじめまして、イトウリ。

この地に住み始めて季節は一周した。にも関わらず、まだあるのか、はじめましての食材。きっと一年足らずじゃ経験しきれないくらい、異文化の場所にわたしは飛び込んでしまったのだなあと改めて思う。

話を戻して、イトウリ。
こちら、きっとこっちに来て無意識のうちに食べたことはあったのだろうけれど、全貌は把握していなかった。

遊びにいったおばあちゃんの家で、
「あんたこれ知ってるか？」
突然出され。（こっちの人は、お茶のアテにお漬物やおかずを出してくる）

「イトウリ！聞いたことあるけど意識して食べたことないかも・・・ん？おいしい！！！シャキシャキの大根みたい！！！！」

と美味しくいただいていると。

「これ、もともとはこんななんだよ」

「あ、千切りにするんですか？」

「ちがうちがう、茹でると自然にこうなるの！」

「？？？？？？？？？？？？」

まったくイメージができない。このまん丸のかぼちゃみたいなのの中に筋がいっぱい入っているの？と聞くと、また、ちがうちがう。
おばあちゃん、割って見せてくれました。

ほんまや。ただのかぼちゃやん、繊維ないやん。

あまりにもわたしの頭の中が？？？でいっぱいだったので、茹でたのをもらう予定だったが、切った状態の生のものをいただいた。
後日自分で調理してみることに。

タネを取って、言われた通り茹でてみる。

うわあああああほんまに筋になってきたあああああああ

ごま油とポン酢で和えていただいてみました。
おいしかった。これだけ生きてきても想像の斜め上のことって起きるんやなと、改めて。

ゴーヤ好きなわたし、白いゴーヤも初めていただき、人生初白いゴーヤチャンプルーも作ってみました！
緑で既視感あるものが白いとなんだか違和感。

精米したての新米を添えて。

人生初の魚捌きにも挑戦することになったのですが、その話はまた後日・・・