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死を想う

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死について、日頃考えていることを書いていきます。
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#あの世

私が「死」について考え始めたわけ

私が「死」について考え始めたわけ

ここでは、日頃私が死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
今回は、私がなぜ死を考えることにしたのか。

物心ついた頃から、死ぬのが怖くて、なるべく考えないように、考えないようにと思って過ごしていました。
大切な人の死など、何か大きな出来事があったわけではありませんが、
ニュースとか、虫の死骸とか、古い家とか食べ物とか……
全部を死に結びつけて考えていたような気がします。

死ぬのが

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小林秀守『あの世ガイド』を読んで

小林秀守『あの世ガイド』を読んで

 日頃、死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
 今回は、小林秀守『あの世ガイド』という本を読んだので、その感想を書きたいと思います。いつも通り、ただの感想なので内容には深く触れませんが、一応ネタバレ注意です。

 古本屋でうろうろしていたら、何となく目に止まったので購入したこの本。「知ればこわくなくなる すべての人が往くところ」という帯が付いていたので興味が湧いたのですが、結論か

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人はいつか死ぬ。では、どう生きるか?

人はいつか死ぬ。では、どう生きるか?

 日頃、死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
 今回は、死を踏まえた生き方について。

 最近は、あの世のことばかり考えていて頭の中が混乱してきたので、今回はこの世のことを考えたいと思います。
 死について毎日のように考えている私ですが、いつも思うのは、「死について考えて、一生懸命生きていきたいと思ったけど、一生懸命何をしたら良いんだ?」ということです。

 この前に読んだあの世

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人は死んだらどうなるの?:認識できない世界を考える

人は死んだらどうなるの?:認識できない世界を考える

 日頃、死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
 今回は、死後の世界について。

 死について考えるうえで、個人的に避けては通れないのが、「死後に自分はどうなるのか」という問題です。これは、人によって様々な考え方があると思います。

 本を読んでいても、色々な考え方に出会いました。「死後は全くの無である」と書いている人もいれば、「輪廻転生する」として、その仕組みを詳しく書いている人

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多様なあの世から「生」を考える

多様なあの世から「生」を考える

 日頃、死について考えていることを、ゆるゆると書いていきます。
 今回は、前回から引き続き、『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」裏道マップ』(以下、『あの世の歩き方』)を読んで考えたことを書いていきたいと思います。
※私が考えたことを書いていくので、本の内容には深く触れませんが、これから読む予定の方にはネタばらしになってしまうかもしれないのでご注意ください。

 『あの世の歩き方』では、臨死

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