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模活における読書とオールドコンデジの話

ヘイズル改のキットの箱

お盆休みに入り、まんだらけで購入したヘイゼル改の制作を進めておりました。

以前、ホビージャパンの動画などを見て、「アドバンス・オブ・Ζ」について、電撃ホビーマガジンの付録でプラモデルキットを展開していたことなどを知っていました。その後、まんだらけで付録キット達を見つけて、お値段が各500円ということもあり、4つ購入。
ナンバー順に作ろう、と「00」であるヘイズル改の組み立てを始めました。

しかし「アドバンス・オブ・Z」とはいかなる物語で、どのような世界観なのか、私はまったく知りません。パチ組ぐらいなら良いけれど、塗装する段階になって、イメージが湧かないので、図書館で原作小説を取り寄せて読むことにしました。

今日、下巻を借りました

「ティターンズの旗のもとに」、数日で上巻を読み終えました。今野敏さんの小説は初でしたが、読みやすく、無駄がなく、職人小説家だと感じました。
「ティターンズの旗のもとに」はガンダムに法廷小説を合体させたような塩梅で、メインはバトルではなく、「逆転裁判」のような法廷における痛快な逆転劇でしょう。多分、今野敏さんは法廷小説が得意分野で(私は警察小説で知っていましたが)、ロボットバトルはさほど得意ではない印象を受けました。

塗装後のヘイズル改(シルエット)
こちらは蛍光灯を付けて撮りました

原作小説を読んで、箱のイラストを参考にしながら筆塗り。部屋の蛍光灯を付けずに撮ったら、ZガンダムのOPのようになったので、オマージュということで。

ヘイズルはジムの頭をガンダムヘッドに付け替えたモビルスーツで、ちょっと、ガンダムのパチモノっぽい感じもします。
小説を読むことで、グッと親しみが湧きました。原作を知ることも模活の一環ですね。

本日は2本立て。sionさんの記事を毎回楽しみに読ませて頂いていて、写真が変化してきた感じがしていました。模型の作業写真などをSONYのオールドコンデジで撮影していたようで、私と一緒だ、と親近感が湧きました。

私が使っているのはRICOHのR10

sionさんは卓上写真にオールドコンデジを使用、3ヶ月以内に壊れて撮れなくなったそうです。私の場合は、故障するまでの期間を延長する為に、模型完成写真でしか撮らないようにしています。
なので、今回の記事のように、雑多なメモ的写真はiPhoneカメラで撮っていて、Instagramにアップする為の完成写真の時だけR10で撮ります。

R10で撮影したヌージャデルガーの完成写真です。sionさんが記事で書かれている通り、ホワイトバランスがマチマチになりやすく、さらに露光もコロコロ変わるので、マニュアルだったら楽なのになぁ、と思いつつ、まあいいや、と思っていたのですが、今後、ホワイトバランスは屋外で固定でも良いかな、とカメラの設定を変えておきました。

それにしてもsionさんのブツ撮りのセンス。模型ツールにしても、卓上のプラモデルにしても、丁寧に、整理されて撮られています。
それに比べて私の雑さ。写真の色合いがカットで異なっても加工して整えないし、卓上も片付けない。
sionさんの卓上写真はこの時期のSONYカメラの色合いも兼ね合ってクール、私の写真は野暮ったいですね。この時期のSONYカメラの色合いはちょうど良い抜けがあって、素晴らしいのです。

コンデジ情報。
現在、GEOで5,000円以内で新品のコンデジが買えます。バージョンアップのコンデジは10,000円以内。
バージョンアップ・コンデジは3倍光学ズームと、Wi-Fi対応でデータ転送が楽になっています。私の場合、単焦点レンズで十分なのですが、お外でちょっとした望遠写真が撮りたい場合、なかなか良いのではないでしょうか。

sionさんの記事を読んでいて、どこか親しみを感じていたのですが、まさかの模型オールドコンデジ仲間だとは驚きました。sionさんには模型コンデジ会の会長に就任して頂き、私は末席でお茶を啜っていたいものです。

私がR10で模型完成写真を撮影しているのは、RICOHお得意のマクロ撮影機能(接写)と、オールドであることです。
iPhoneカメラで撮っていたのですが、写りがJust nowで、例えるならば、ジャスコではなくイオンなのです。
ちょっと画像が今過ぎるし、写真が立派過ぎる。私にとって、iPhoneカメラは立派なカメラなのです。

R10はカメラ本体のデザインはシャープなのですが、写りはポンポコです。私の写真の腕の問題なのか、R10で撮った写真はどこか間が抜けた印象を受けます。
私の模型も間が抜けていますので、R10が丁度合うな、と思っております。

sionさんの写真、ステンドグラスも素敵でした。偉そうに書かせてもらうと、全体的にどんどん写真が上手くなっている感じがしています。
私がここで言っている「上手い」とは、映像における文章が洗練されてきて、撮りたいモノにコトを山葵で添えるように、蕎麦屋の蕎麦になってきたということです。モノにコトを添えることで、人間で例えると、肌色に活気が出ます。
私の例えは、時によりややこしくなります。今の例えは意図的にややこしく言ってみたのですが、簡素に言えば、無機に有機の息をそっと吹きかけているのです。

今回、勝手にsionさんの記事を引用して、あれこれ書かせて頂き、失礼しました。模型オールドコンデジだったので、書かずにはいられなかったのです。御本人が不愉快ならば、後半部は削除致します。

光が差し込んだので撮り直しました

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