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「話した方が早いから」の罠

コミュニケーションって、

リアルは直接会う臨場感や、
zoomはすぐに顔を合わせられる安心感や、
電話は会話をする手軽さなど、

直接話をするメリットがあります。

でも、仕事で出てくる

「話した方が早いから、
電話(またはzoomなど)していいですか?」

には、痛い目に合うことが多いです。

それは、「話した方が早い」
と言う場合はたいてい、
「自分でまとめきれていない」場合が
多いからです。

また、「早い」のはその人の手間が
省けるからであって、
その分の手間が私に増え、
私にとっては「遅く」なるのです。


元々、コンサルやディレクションの相談の時間を
費用に含めている場合はいいのですが、
制作だけの仕事の場合、
クライアントさん自身か、
コンサルタントの方やディレクターの方と
ある程度決めてもらわないといけません。

最初はついつい、
お役に立てるのならと
相談にお答えしていたりしていたのだけど、

「5分だけ!」のはずが、
30分を超えて1時間になったり、

「1つだけ!」のはずが、
5つにも6つにも増えていたりということが続き、

すごい犠牲感というか消耗感というか、
吸い取られ感が湧いてきたのです。
どうして他の人の仕事を、
私が無償でしなければならないんだろう、と。

私もお世話焼きのところがあって、
ついつい口を出したくなってしまうのもあります。
私のやり方が曖昧な部分も多く、
つい「いいよいいよ」なんて軽はずみに
言ってしまったり。

でも、私の時間を軽視されている気持ちになって
とても悲しくなったり、憤りを覚えたりします。


ある意味少しずつ、
私の自己肯定感が上がってきているとも言えて、
無償で自分の時間やスキルを提供するほど
ヒマでもお人好しでもなければ、
そんな余裕もないと思うようになりました。

自分のために、
自分の時間、スキルを大切にしようと
思いました。


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