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発達外来受診

 こんにちは。記事をご覧頂きありがとうございます。先日、息子の発達外来に行ってきたので、流れや詳細を書きます。
お子さんの発達障害について、治療を検討されている方や検査、診断を希望されている方の参考になるかもしれません。


発達外来の予約の取り方

 まず発達外来の予約をどのようにとったか書きます。これがなかなか時間がかかりますので😮‍💨受診を検討している方は、早めの動きだしをオススメします。

①近医(小児科)で紹介状を作ってもらう
 いつもかかっている小児科などで、紹介状を作成してもらえるか問い合わせました。
うちの子の場合は、『衝動性が高く人に怪我をさせてしまい、そのことで本人も困っている。不登校になっている。』と困りごとを伝えると、院長先生が診てくれて、紹介状を書いてもらえることになりました。
 通常紹介状作成の場合は、宛名(〇〇病院◇◇科△△先生)が分かっていないと、書いてもらえません。ただし、小児の発達外来の場合は予約が数ヶ月先までとれない現状があるので、今回の場合は、宛名は受診予約が取れ次第 書き加えてもらえることになりました。
※この辺の流れは病院によると思うので、小児科に問い合わせた方が良いです。

②発達外来のある病院の初診受付へ電話し、予約をとる
 紹介状を書いてもらった小児科に何件か、発達障害がみれる病院を聞きました。クリニックの雰囲気が良さそうだったので、予約取得するために奮闘しましたが、何ヶ月間トライしても予約がとれませんでした…。クリニックの場合は、コロナの兼ね合いもあるのか、初診の枠がとても狭き問なんです。その月の予約がとれなかったら、また来月の決まった時間に予約の争奪戦という感じで、いつまで経っても予約がとれそうになくて諦めました🤦‍♀️
 比較的予約がとりやすいのは、総合病院ですね。枠が広いので電話すると1ヶ月先くらいで予約がとれました。

③問診票記載
 総合病院の予約がとれ、初診日に問診票を書いてくるよう言われました。HPからダウンロードして10枚ほどある問診票(出生時の様子〜生育歴、家族について等)を記載しました。これと紹介状をもって当日を迎えます。

受診当日のもちもの

 当日は、限られた診察時間の中でなるべく詳細に息子の特性を伝えたいので、以下のものを持って行きました。

  • WISC結果

  • 支援学級の目標シート

  • 普通級での支援状況シート

  • あゆみ

 日常生活での困り事の具体的なエピソードを聞かれます。困ってることばかりで、咄嗟に具体的なエピソードが出てこなくてて焦りました🤯
 そんなことがないよう、あれば尚良かったものは
学童の連絡帳(友達とのトラブルの内容や頻度が書いてありました)、育児日記などあれば先生に子どもの様子がよく伝わると思います。

診察内容

 診察時間は親と子一緒に診察室に入り、医師がそれぞれに問診をするという感じでした。時間は60分くらいかかりました。
 息子についての見立ては、『完全にADHDの特性が出ているというよりは、今の状況として対人関係に一番困り感がありそうだから、もしかしたらASD(自閉症スペクトラム)の特性もあるのかも』ということでした。
 …私としては、完全に衝動性だけの問題かと思っていたのでびっくり‼️という感想です。ですが、息子のことが知れるのはとてもありがたいので、精査を希望しました。

 最後に息子に関して、衝動性が高くて人に怪我をさせることがあるので困っていると先生に言うと、今日から内服薬を少量出すことも提案を受けました。通常、初診で内服処方することはないそうです。ただ、これも周囲や本人の困り感を天秤にかけて、緊急性がある場合には処方することもできるということでした。
 息子の場合は、環境調整することで人に怪我をさせることが減っているので、当日の内服開始はやめました。内服について、私ももう少し勉強したいと思ったからです。

今後の方針

 次回はASDの程度を調べる心理検査をする予定です。その後テストの分析をして(1〜2週間かかるそうです)、息子に一番合う内服薬を処方してもらう予定です。私の仕事の都合もあり、内服治療開始するまでに最短であと1ヶ月はかかりそうです😭

受診した感想

 もっと早く行けばよかった!!本当にそれに尽きます。
 息子の場合は、去年 市の教育相談室でWISCをやっているので、そのステップは割愛できました。
内服治療については慎重に判断されるので時間がかかります。治療を検討している方は早めに病院にかかるのが良いと思います。
 病院受診をすること=内服治療は必ずしも!ではないです。受診し必要なテストなど受けることで、困り感がなにから来ているのか分析できます。それによって、日頃の関わり方や支援の仕方を検討できればそれもとても有効なことだと思います。

 今回の記事はあくまで、個人の体験談です。お子様の状況や、受診先の病院の仕組みなどは様々だと思いますので、参考程度にしていただけたらありがたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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