柿渋色のゲートとモザイクタイルが映える、和モダンなエントランス
道路から玄関までの距離がとても近い平野様邸。
また、ガーデンスペースは三方を建物に囲まれているので、プライバシーを保つために目隠しが必須です。
施工前の状態がこちらです。
そして、こちらが完成したエクステリア。
悠々として美しい和モダンファサード
ナイトシーンが美しい平野様邸のエントランス。
表札付近にあえて灯りを設けず、その周囲をダウンライトやポールライトで 淡く照らすことで幻想的な雰囲気をかもし出しています。
間口が広い敷地に対しクローズタイプの外構をご所望でしたので、まず重くなりすぎないよう、配慮をしました。
角柱や縦桟のオーバードアを採用することで、軽やかさと本来の目的が上手く融合を果たしました。
圧迫感を軽減させるため、外と内を仕切る素材はアルミの角柱に。
こうすることで開放感とプライベート性が両立しました。
エントランスの外部と内部を比較すると抱く印象はやはり違います。
角張った印象の外観から一転して 内部は優しい色の乱形の石貼りに高さを抑えたタイルのステップと、どこか柔らかな雰囲気を感じます。
アプローチの反対側もしっかり閉じないとクローズは完成しません。
ただ閉じるのではなく意味を持たせる為、 シンボルツリーを植え角柱で囲うことで固すぎない収まり方を目指しました。
調和のとれたこだわりの和のアイテムたち
和モダンのコンセプトにふさわしく、アイテムも和をイメージしたもので統一しました。
横桟の門扉と 目の細かいモザイクタイルも色のバランスが取れていてオリエンタルな雰囲気が出ています。
エントランスは家の顔とも言えますので、細部にまでこだわりました。
訪れる人誰もが目にする表札には、トップコートで 仕上げた木製のものをチョイスしました。
温かな手触りと風合いを持つ銘木にご自分の名前を刻むのは、また格別ではないでしょうか。
表札と並んで特徴的なのがスクエア柄のポストです。
壁面のモザイクタイルや表札とフォルムを合わせることで 調和の取れた門周りになりました。
ファサードの木調のデザインに合わせて、隣家との境は背の高いウリン製のウッドフェンスで区切りました。
三方を家に囲まれているので、ウッドフェンスによって目隠しをすることは必要不可欠でした。
プライベートな空間が出来上がり、落ち着いた時間を過ごすことができますね。
夜に映えるシックな色のゲート
エントランスから玄関までを含めたファサード全体をアルミの部材でカバーしつつ、柿渋色でコーディネートすること で空間全体に統一感が生まれています。
穏やかな光に照らされている角柱の間には等間隔で逆L字のゲートが挟まっています。
シンプルかつ印象的なアーチと角柱で、アプローチへの視線を程よくカットしています。
風と光がたっぷり採り入れられる空間が誕生しました。
アプローチを優しく照らすのは、ゲートに取り付けられたLEDダウンライトです。
夜、ゲートを見上げれば、今日も「お帰りなさい。」と話しかけてくるようですね。
空を彩る控えめなダウンライトとは対照的に、地面をしっかり照らすポールライトたち。
ステップの始まる段差を照らす、 シンボルツリーをライトアップするといった大事な役割を担っています。
その他の写真はこちらからご覧いただけます。
〈公式ホームページ〉
https://www.yu-kikobo.com/
〈公式Instagram〉
https://www.instagram.com/yukikobo_official/
〈公式facebook〉
https://www.facebook.com/yukikobo.exteria/
〈公式Twitter〉
https://twitter.com/yukikobogar
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?