二世帯の思いをつなぐ、色彩と機能性に富んだエクステリア
三世代二世帯で暮らす武藤様邸。
三世代それぞれの住まい方に配慮して、機能的ながらデザイン性の高いクローズエクステリアをご提案させていただきました。
完成したエクステリアがこちらです。
2つの家族がのびのび快適に過ごせる大胆なレイアウトのエクステリア
親世帯、子世帯の家族が暮らす二世帯の住まいは賑やかで楽しい一方で、それぞれの世帯で一日の過ごし方、住まいとの関わり方は大きく異なり、一般の住まいとは違う気遣いも必要になります。
というのも、ご両親の世帯にとって住まいは安住の地として暮らしをのんびり楽しむ場所だったりしますが、お子さん夫婦の世帯にとっては社会との積極的な関わりを持ちながら、子どもたちを育む場所でもあります。
さらにお孫さんたちにとっては日々成長し、いつかは巣立って思い出を残していく場所にしてあげたいですね。
三世代それぞれが求める機能は違って当然。
そんな多彩なニーズが武藤様邸のエクステリアには、ギュッと集約されています。
たとえば駐輪場は通常、利便性を考えると玄関に隣接させることも多いのですが、3台分のスペースを玄関付近に設けると場所を広く取らなければならず、玄関からの出入りにも余裕が無くなってしまいます。
そこで、このエクステリアプランの中では、敢えて玄関とは離れた場所に広々と確保。
さらに、3台分の自転車がアクティブに出入りできるよう、開口部もワイドです。
自転車は一見、細身ですが、ハンドルを含めると意外と場所を取るだけでなく、腕や服などが少し引っ掛かると倒れてしまったりと駐輪するにも気をつかうもの。
お子さんであれば尚さら、狭い場所で他の障害物に触れないように停めるのは容易ではありません。
このレイアウトであれば、大人の自転車はもちろんのこと、小学生のお子さんでも気軽に自転車の出入りができそうですね。
小さな工夫が大きなゆとりを生み出す、きめ細やかな配慮
一方、玄関まわりはというと、ご家族がゆったりと出入りできるよう広めのスペースに。
自然素材のタイルは大き目のものを貼り合わせ、床には自然の乱形石を贅沢に用いて、視覚的にもゆとりのある空間演出がなされています。
二世帯分のポストも背面から、周囲の物を気にせず出し入れできるスペースを広々と確保しています。
また、サイクルポートに隣接した駐車スペースのカーポートは、2台分がしっかり納まる大きさに。
2台が停まっていても、家族全員が雨の日も濡れることを気にすることなく車から乗り降りができます。
当たり前のようですが、こうした小さな工夫は年代やライフスタイルの異なる2つの家族が暮らす住まいには不可欠。
車や自転車から気兼ねなく乗り降りできたり、玄関から家族が余裕をもって出入りできる、きめ細やかな設計の配慮が快適な二世帯同居ライフに繋がっていそうです。
親から子へ、子から孫へのメッセージを紡ぐ庭
和室からリビングに繋がるスペースには、以前のお庭にあった灯篭や石などを利用した小さな坪庭が設けられています。
すべてを新しいもので埋め尽くすのではなく、再利用できるものは存分に活かしてあげることで、物にも命が吹き込まれます。
これまでの家で見慣れたものを新しくなったお庭で再び眺めることができる…、ご家族の思い入れが更に詰まった場所になったのではないでしょうか?
いつしか、お孫さんの世代にもこの住まいでの思い出が何かしらのメッセージとして受け継がれて行くと良いですね。
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