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赤いポストが目印です

人通りの多い道に面した松村様邸。
玄関は旗竿地の奥にありますが、勝手口のある裏庭側は道路に面しているためプライバシーが気になります。
しっかりとした目隠しはしたいけど、空間を暗くしたくないというご要望を叶えるため、LIXILのプラスGというクリアマットのパネルを使用したフェンスを造作しました。

完成したエクステリアがこちらです。

デザインウォールとフェンスの組み合わせで2m弱にもなるので、裏庭のプライバシーは十分に確保できます。
これで道行く人の視線を気にする必要はありません。
奥まった位置にある玄関の目印に、赤いポストを設置しました。

プライバシー対策として採光性のあるパネルフェンスを設置

パネルフェンスを設置したことで採光・通風の問題をクリアしつつ、ブロックを積んで目隠し壁をつくるよりもコストを抑えることが出来ました。
大きなゲートやブラウンやオフホワイトのタイルを貼った腰壁がフォーカルポイントとなり、道路からの視線対策にもなっています。

裏口には丸みを帯びた字体と陶器のバランスがお洒落な「勝手口」と書いた表札をつけ、来客の方がパッと見て分かるようにしました。
アルファベットでお名前を小さく明記したのもポイントです。

また、ゲートをくぐった先の壁に埋め込まれた立水栓は、赤いピンコロ石で水受けを造作
水まわり機能を充実させました。

中庭にもプライバシー対策を施しました。
お隣との境界も裏庭と同じ汎用材を使って目隠しをしました。
人の目を気にしなくて済むようクリアマット色を使用。
気兼ねなく中庭に出入りできます。
視線はカットしながらも光を採り入れることができるので、閉塞感はありません。

コの字の中庭は土の高さを掃き出し窓の下まで上げてフラットに出入りできるように改良しました。
床面はタイルをはり、お手入れしやすさにもこだわりました。
上部は大きなパネル材で覆い、雨の日でも活用できます
屋根材はクリアのパネル材を選び、開放的な空間をデザインしました。

屋根も目隠しも、木目のデザインを使うことでナチュラルな雰囲気を演出。
ガーデンスペースに出て穏やかな時間を過ごせば、癒しと明日への活力を得られることでしょう。

真っ赤なスタイリッシュポストがエクステリアの主役に

旗竿地のため道路から玄関まで細長いアプローチになっている松村様邸。
道路境界前にも表札を設置することで来客者にも分かりやすいように工夫しました。
そして、玄関前にもビビッドな赤が印象的なポストを設置し、松村様邸の目印にしています。
赤いポストがアクセントになっている機能門柱の下にはワンポイントとして小さい鉢植えを設置。
緑が一つあるだけで心が和みますね。

道路側の表札下と人の動線部分にグランドライトを設置。
温かな光が歩行する動線を優しく照らします。

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