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妊活したい!でも言いづらい!〜妊活相談の切り出しかた〜

はじめに

「妊娠したいんだけど、なかなかパートナーと相談できない…」
「お互い忙しく、ゆっくり妊活の相談をする機会がなくって…」

など、妊活についてご自身が考えていたとしてもパートナーとその話がしっかりできていない。相談しづらい。という方はいらっしゃるのではないでしょうか?

妊娠ができる年齢や産後の身体のことを考えると、早めの妊活を始めたいという方もいますが男性側はそうでないことも多いです。
でも、このようなことはお互いに納得したうえで話を進めていく必要があります。
今回の記事では、そんな妊活相談の切り出しかたについてお話していきます。

〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉


 女性が妊娠を意識するきっかけは?

妊娠前、もしくは第一子を妊娠したもしくは妊娠したい年齢として最も多かったのは「25〜29歳のとき」で25.1%、続いて「20〜24歳」が24.5%という結果が出ました。おそらく、多くの方が20歳代になると社会人になり友人や知人など周囲で結婚・妊娠・出産する方が増えてくる時期のため、徐々に自分自身も意識するようになった…という方が多いのではないでしょうか。
女性の約9割が、「いつかは妊娠したい」と思っているとアンケート結果が出ているように女性の方は妊娠できる年齢や卵子の元となる原子卵胞と呼ばれる卵子の元が生理周期ごとに約1,000個ずつ失われていくため卵巣年齢によっても妊娠できるかどうかが大きく左右される可能性があり、健康で元気な赤ちゃんを産むためにも妊娠前から身体やライフプランを含めて考えていく必要があります。

男性の妊娠を意識するきっかけは?

一方で、男性の方は精子自体は年齢に関係なく生産はされます。ですが、「元気な精子」を…と考えると男性側も日常生活の注意点もあるのです。最近では、「男性不妊」という言葉も聞くようになりました。
男性側も、もしかしたら不妊の可能性もある…これを知っている男性はパートナーと自然にライフプランを考えるなかで「妊活」を意識する方も多いようです。

実際に、私の場合も夫が「男性不妊」を心配していたこともあり妊活の話をした際に男性不妊の検査を行う話も行っていました。
男性側も女性だけではなく、自分が不妊である可能性もある。と考えるだけでだいぶ妊活における考え方が変わってくるように感じました。

ただ、そのような「男性不妊」を知らない男性はあまり意識することが前者より少ないように感じます。

参考:妊娠前の意識調査について


相手にやんわりと伝えてみる

「女性である自分から、妊活について話すのは正直気まづい…」
「驚かれたらどうしよう…」

など不安になる方もいるかもしれない。
でも、ここはストレートに聞かなくてもいいのでお互いの気持ちをゆっくりリラックスしながら話し合う。というかたちでもいいので話してみましょう。

「ライフプランのこと、どう考えてる〜?私はね、こんな未来がいいんだぁ」
「あなたのライフプランとか、やりたいこと、未来の理想を教えて?」
「将来的には子どもは2人欲しいとは思ってる。出来るかどうかは別としてね」
「まずこの3年、どう過ごしたい?どんなことがしたい?」

などワクワクする予定から聞いてもいいですし、
ライフプランを具体的に聞いてもいいでしょう。相手のタイプによって、あなたが聞ける範囲で柔らかく聞いてみてください。

そのなかに、自分との未来があるか。
自分とはどういう関係でいたいか。どんな未来を望んでいるか。

もし聞けそうであれば、
「それについて、もう少し詳しく教えて?」
「私との未来は、どんなふうに考えている?」

など相手の反応を見ながら質問してみると良いでしょう。

今すぐでなくても、あなたとの未来を考えてもらっていたら
そこから少しずつ意識できるように
ゆっくり話をする機会をまた、次回でもいいので持ってみるといいですよ。

お互いが同意したうえでの妊活を意識しよう

女性が一方的に妊活を始める場合もありますが、これはパートナーの人生にも大きく関わることのため、お互いに同意をしたうえで妊活を行っていきましょう。

「これから妊活を始めようと思うので、一緒に協力してほしい」
「年内に妊娠できたら嬉しい」

など妊活の同意を得られた場合の目標を伝えつつ、無理に張り切りすぎず
相手にプレッシャーを与えすぎないことを意識して妊活を行います。

あまりにも目標が高すぎるものだと、相手にとってもプレッシャーとなり
良い影響を与えません。
お互いのためにも妥協点を作りつつ、無理をしない妊活を話しあっていきましょう。

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