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最近好きだと思った言葉(主に歌詞)

私は忘れっぽい性格だから、
最近好きなものがいっぱい見つかって覚えておくのが大変だなと感じるようになった。
今まであんまり忘れてしまって悲しい、すぐ忘れちゃうのは勿体ないと思う経験がなくて。自分がこんな風に思えてることがたまらない。
忘れてしまったら寂しいからメモしておく。

歌詞編

時間の切れ端 白から青になる

新しい自分に 何度も呼びかける
何気ない日々に 喜び重ねる
いつしか心が 柔らかい風になる

XIIX / Regulusより

斎藤さん:

一等星で1番暗い星とされるレグルス。
(中略)
もっとやらなきゃいけないことをやっていない
という罪悪感の様なものを感じていた。
そんな時に二等星の1番明るい星じゃなくて
一等星の中で1番暗い星に足を進めようと思い書いた曲。

引用元


秘密は墓場へ持ってって
その時初めて自分になれるよ

あるのかないのかわからないものに 
いちいち傷つけられなくていいよ

枠を除いたら 
消えてなくなるようなものばかりだから

きのこ帝国 / Donut

とびきり丸くて優しい、でも包みこむっていう感じではなくて代わりに私が線を引いてあげるよ、みたいな言葉。素敵だね。
でも曲を通して聴くと印象は全然違うのです。
ギターの歪みが激しくて歌詞も衝動ありのままの可愛い曲で大好き


会いたいなあと言うことも
憚られる春が過ぎて

季節が3つ過ぎただけで
なんの変哲もない日々が巡り
ああ、こうしていつのまにか
そっとそっと
忘れてゆくのかもしれないなあ

きのこ帝国 / 疾走

時間が思っていたよりもすぐに過ぎ去ったこと、
自分の意識からいつのまにか消えかけていたことに気づいたときの感情が
"季節が3つ過ぎただけで"
だけで伝えられることに面食らってしまった。
これも引用部分だけではわかりにくいけど、暖かい曲。


肥大しない期待 掻き集めてるんだよずっと
まだ尽きない熱りを追って 二階の牢に潜り込んだ
まだ僕は孵らないんだ

火が二度と灯らないと知っても
無力悟んないでいるなら 旅は随分と美しいのに
いつか分かり合う為に この風が在ると云う

さよならポエジー  / pupa 

さよならポエジーの歌詞は少し私には難しいことがあるけど、
そんな言葉だから音楽に乗っかっているのがいい

次のは高校生の時(いま二十だから、4年くらい前)にYoutubeでたまたま見つけた曲で、ずっと私のお守りみたいなもの

離れ過ぎた距離感でいよう 朗報がそっと届くように
抱え過ぎた幸せを売ろう 出来るだけずっと溢れぬように

誰にも頷かなくていいのにね

さよならポエジー / 二月の中を/February



僕の盲点は君の焦点だ
だから君に惹かれたこと

緑黄色社会 / Landscape



歌詞以外

ままならないから私とあなた

朝井リョウ(出版:文春文庫)

小説のタイトル。
二篇構成で1つ目が『レンタル世界』、
2つ目が『ままならないから私とあなた』。
私がこの先誰と一緒にいても、思い出すんじゃないかなあと思ったり


【青眼】せいがん
:好きな人を迎えるときの、うれしさにあふれた目つきのこと。

精選版 日本国語大辞典

青なんだ、と思った。
青だからこれの対義語に当たるのが"白眼"、要は白目であることにも驚いた。辞典によるとどうやら中国に阮籍という文人がいて青い目と白い目を使い分けることができ、俗っぽい人物と会うときには白い目を使っていたという話から来ている言葉らしい。


【陶冶】とうや
1 陶器をつくることと、鋳物をつくること。
2 人の性質や能力を円満に育て上げること。育成。「人格を陶冶する」

デジタル大辞泉

陶器を作る過程と人間の成長を重ねていることが面白い。



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