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カメラとの出会い#5 〜クラシックカメラとの遭遇〜

 こんにちは、ゆーふくです。カメラとの出会いの続きです。前回、デジカメの便利さは理解しつつも、HDDクラッシュでデータ喪失の危機に遭った我が家は僕がフィルムカメラ、妻がデジタルというハイブリッドスタイルでいく事にしました。

 今日はいわゆるクラシックカメラとの出会いについてお話ししたいと思います。

 アルバムを見返すとそのカメラで撮ったのが2013年8月となっているので、その少し前でしょうか?なぜそこに行ったのかを覚えていないのですが、引っ越しして通勤で大阪の梅田を通るようになり、阪神百貨店に寄ったんです。

 当時8階の阪神タイガース売り場の近くにカメラ修理屋さんがありました。ご存知の方も多いと思いますが、そう、江守商店です。非常に物腰の柔らかい白髪の紳士がお店をされており、見た目には作業机と小さなガラス戸の戸棚しかないほんとうに小さなお店でした。江守さんは常に作業机でカメラを修理されており、お客さんが来られたら手を止めてお話しされるというスタイルでした。残念ながら、阪神百貨店の改装とご自身もご高齢と言う事で2018年に改装のタイミングでお店を閉められました。


江守さんから購入したカメラや修理したカメラはまだまだ元気で動いております。

 話は戻って、初めて江守さんのところに行った時多分僕は子供のように目を輝かせていたと思います、笑。見たこともないようなカメラやレンズ、アクセサリーが棚に所狭しと並んでいるのです!一瞬で 何か買いたい!と思いました。
ガラス戸の棚の中に入っているものは既に江守さんが修理されたもので、そこそこの値段がしていました。(それでも梅田界隈のお店と比べると十分安いのですが) 
 ただ、棚の横にあるワゴンには動くけども美品でないものや、少し難のあるカメラが安く売られていました。そこに置かれて目に止まったのがKonica Ⅰ型です。

 ・シンプルでシンメトリーな見た目
 ・手に持つとズッシリと感じる心地よい重さ
 ・Theクラシックカメラという珍胴式のレンズ


もうコレだ!って感じでその場で色々と江守さんにお聞きしました。戦後すぐのコニカのカメラである事。シンプルで故障する箇所もなく修理もしたので直ぐに使える事。ガラス戸の戸棚ではなく、ワゴンに置いてあるのは、レンズにカビ跡がある事、フィルム室の裏蓋に大きくF510と掘ってあるため。全てを聞いた後に、このカメラが欲しい、何より江守さんからカメラを買いたい!本当にそういうお方でした。値段は忘れましたが7,000円程度だったと思います。出ないと買えないので、笑

 そのカメラを買って週末、直ぐに家の中や、家の周りで写真を撮りました。ファーストショットは家のベランダで撮った二女です。直ぐ駅前のカメラのキタムラ系列の写真屋さんにフィルムを出しに行って、1時間後に受け取りに行ったのを今でもはっきりと覚えています。

 その時の写真が下の写真です。データ化できておらず、L版のプリントしかないのでそれを今iPhoneで撮った物になりますがご容赦ください。

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 はい、コンタックス Ariaで絞り優先AEでしか使った事のない僕が露出計もなく撮った写真は超ハイキーな写真でした、笑。

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露出はそこそこあってるけど、なぜかよそ向いてる二女、笑

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我が家のシンボルツリー イヌシデです。テッポウムシにやられて養生中の姿。今も元気で我が家を見守ってくれてます。

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逆光気味でイヌシデを近くで撮影。

Konica Ⅰ型を使った感想、

「え、何、戦後すぐのカメラでこんなに綺麗に撮れるの?」

「カメラってこれでいいんちゃうの?」

「カメラの進化って何なん?」

です。ここからはご想像通りドンドンと深い沼にハマって行きましたとさ、めでたしめでたし、笑

 ちなみにクラシックカメラにハマり初めてからフィルムに通し番号を付けてネガとプリントを管理しています。その記念すべき1本がこのフィルムです。

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2021年10月17日現在35mmのフィルム番号は「378」。ブローニーは頭に「m」を付けて今「m85」。年間57本、誰かサポートして下さい、笑

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