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【ドイツ生活】海外が自由だという幻想

Guten tag.
明後日でドイツに来て丸1年です。

最近悩んでいたモヤモヤしていたことが少しずつ晴れてきて、心の整理がついてきたので気持ちがポジティブなうちに何か始めようと思い、日記をつけはじめました☺

実は渡独直後にも日記を書こうと意気込んでいたのですが、なんと2日程で終わってしまいました。笑

しかし、その2日間の日記がちょうど1年くらい前に書いたもので、当時抱いていた悩みや不安は今は全て解決していて、人生って本当になるようになるな。と実感しました。

ただ、当時の私は海外に来たことで何にも干渉されず自由になれると思っていたようです。

東京で悩んでいたこと、ずっと追われていたことから離れられると思っていました。
でも、そんなことはなくて逃れてきた先でも、逃れた故に発生する新たな悩みが発生するんですね。

その1つが自身のキャリアです。
ドイツに来てフローリストとして修業をしていますが、30を超えて渡独した私がドイツで過ごす2年半というのは決して早いタイミングではなく、のんびりする余裕はないんですよね。

東京のスピード感ある環境から逃れられたものの、東京で通用するフローリストになるにはやはりある程度のスピード感で成長しないといけません。

来年後半には日本に帰国して、開業準備をしつつ日本のフラワーショップで修行をする予定ですが、その頃には30代中盤。
技術はもちろん、体力気力ともに相当なエネルギーが必要だなと思っています。

結局日本に戻ること前提だと、海外に居ながらも先を見据えながらの生活になるので思っているより「余裕や自由」ってないなと思いました。

正直、東京にいた方が出来ること多かったのでは?と思う瞬間もあります。

ただ、これってネガティブなことではなく、海外に来たからこそ自分の夢やキャリアがすごくクリアにできたポジティブなことだと思っています。
夢への原動力ですよね☺

駐在帯同で海外に行っていたときは、こんな悩みはまったくなかったので、海外で自分の力で生きていくって本当に大変だけど、よくやってるよ自分!と自己肯定感も高まりました。

プライベートも結局は自分との戦いで、Dinks(double income no kids)を貫こうとしても環境に流されそうになったり・・・
友達も家族もいない、夫婦2人だけで協力して支えあっていくというのは時には辛く大変なこともあります。

ただ、"環境が変わることで視野が広がりあらたな生き方を見いだせるという意味では自由になる選択肢が増えます"

自由になるというのは、選択肢が増えるということなのかなと思います。

もちろん海外に何を求めて来ているのか、何故来ているのか、理由によって自由度は違うと思います。

今回はあくまで、私の場合に感じた海外における自由度について書いてみました🤭

Bis dann!





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