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殺す?抑える?僕は飲み込む。

仕事で「もう少し感情を抑えて、優しく声掛けしなよ」と上司から助言をいただきました。「お前もできてねーから!」と言いたかったですが、その言葉を飲み込んで、丁寧にお礼を言いました。

僕自身、余裕がなくなると荒い言葉が出がちなので、言われるのは仕方ないですし、もっと精進すべきですが、毎朝出勤と同時に不機嫌を振りまいているあなたには言われなくなかったです。

なんて、また感情を抑えられずグチグチ言っていますが、許してください。社会人になってから、感情のコントロールの難しさを改めて感じている、今日この頃です。

嬉しいとか楽しいを隠すことはほとんどないですが(照れ隠しみたいな形はよくあります)、イライラとか嫌いはよく隠そうとしますし、うまく隠せずよく漏れています。

感情を抑えようとするとき、表現として、「感情を殺す」とよく言いますが、僕はこれはよくないと思っています。感情は自分とくっついているので、それを殺そうとすると、一緒に自分まで傷ついてしまう気がします。

「感情を抑える」という表現も、自分の中ではあまり使わないようにします。感情は形状記憶加工がされていると思っていますので、抑えつけて表に出てこないようにしても、元に戻ろうとする力も同時に働くので、力を緩めると、ポーンと外に出てくる気がします。

出てきた感情が強ければ強いほど、抑えつける力も強くないといけないため、反動も大きくなって、結果大変なことになります。

僕はそういう時、「感情を飲み込む」という言葉を自分で使うようにしています。殺すわけでもなく、抑えつけるわけでもなく、飲み込む。

とりあえずごっくんすることで、腹の中にその厄介な感情を戻します。

怒りの感情は6~10秒がピークだとも言われていますので、お腹の中で自然と小さくなってくれる気がします。でも、なくなるわけではないですし、そいつが身体に悪さするなんでしょっちゅうです。また、どんどんたまっていくと、身体を突き破って大爆発を起こします。

こうなったらやばいです。人生で2回ほど経験ありますが、こんなにも自分をコントロールできないことがあるんだってくらいに荒れ狂います。幸いにもその時は一人でしたので、誰も傷つけることなく、私物がいくらか壊れるだけに済みました。

ので、ちゃんと吐き出すようにはしてます。一番は同僚や友人との会話。愚痴話って大事ですよ。ちなみに、それを聞いてくれる人はもっと大事です。聞いてくれるありがたさと、周りに言いふらさないありがたさ。さずがに人は選んでます。

あとは家で一人で発散してます。ゲームのイージーモードで、雑魚をぼこぼこにしてます。

感情を「殺す」「抑える」「飲み込む」。自分の中ではある程度違いをつけていますが、周りからみれば大した違いがないのはそうですが、僕は言霊は信じてるほうですので、勝手なイメージをつけて、自分に合ったやり方で感情にケリをつけています。

まあその場しのぎではあるので、正当性があれば相手にぶつけますし、無理ならため込んで爆発させます。そん時はそん時です。

いつも笑顔で負の感情を表に出さない人ってすごいですよね。でも、そういう人こそ怒らせたら怖いのってそうですよね。なんか底が見えない感じが格好いいので、僕もそれを目指そうかな。


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