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読書感想文19 世界一やさしい経済の教科書1年生

◇ズキュンと突き刺さったポイント(学びポイント)
・1万円の価値はみんなが1万円であると信頼しているから1万円の価値となっている
・実態の無いお金を作る仕組みがバブル
→預金(負債)と貸付(資産)の関係性は信用性から生まれる仕組み
→この信用が揺らぐ(取り付け騒ぎ)と銀行は破綻する
→それを防ぐ役割も日本銀行の役目
→不動産バブルが崩壊したのがリーマンショック
・GDPは「国内で生み出された付加価値」
→名目GDP…売り上げからコストを引いた付加価値の合計金額
→実質GDP…名目GDPをある時点の貨幣価値に換算した金額で伸び率を見るための指標
・給料を上げると、後に機械化が進む
→名目GDPが上がらない=賃金は上がりにくい
→多くの人に分配するより機械化した方が効率化が図られる
→企業の持続的成長を促す為に人件費を含めたコストカットが行われる(人から機械へ)
・物の値段は需要と供給のバランスで決まる
→"価値が有る"と認められているからゴールドやプラチナは高値で取引される
・潰れるべき企業が潰れにくい事が新陳代謝の邪魔になっている
→所謂ゾンビ企業
→潰れるべき企業が潰れない為に経営資源(ヒト、モノ、カネ)が使われるべき企業に再分配されない


◇実践したいと思ったポイント
・ヒューマンタッチを求められる仕事の中で需要の高い仕事に関するスキルを上げる


◇この本をお勧めしたい人
・経済の基礎を学びたい人
・お金について学びたい人
・中間管理職の人
・今さら経済って何?って聞けない人
・誰かに経済の基礎を分かりやすく教えたい人


◇本その物の感想
文字サイズ:普通
文章量  :普通
ページ数 :普通
読破時間 :普通
価格   :適切
デザイン :シンプル
サイズ  :大きめ
著者   :小宮一慶
出版社  :ソーテック社


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