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作れないものの話

今日も変わらず外には一歩も出ていなくて、昼過ぎに寝てさっき起きました。何時間かに一度目が覚めて物を食べてはまた寝ていたから胃の調子が悪い。こういう生活がそれでなくとも軟弱な消化器をさらに弱くしていく。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

9月が半分終わってしまったことがにわかに信じがたい。やるべきことは何にも終わっていません。本当に終わるのか? 終わらせるしかないのだけど。昨日は小説を書いて日が昇るまでTRPGのシナリオを書いていました。わたしのシナリオはよく人が死ぬ。

小説にすべてを捧げてきたと思っていたけど実際そんなことはなくて、わたしは文章を使った表現方法は多分何でも好きなんだと思う。それができるかできないかは別として。

昨日の深夜にツイッターで短歌についての話をしたけれど、もう5年くらいずっと短歌を詠みたいと思って諦めている。何を書いても結局小説になる感じがするんですよね。三十一文字の小説。それは歌とはまた別物じゃないのかと思ってしまう。
具体的に何がどうなのか説明しにくいんだけど、やっぱり瞬間を切り取るのが下手なんだろうな。小説は時間経過の文学だけど、詩や歌は瞬間のものだから、前者に慣れきったわたしは後者が作れない。

何で短歌を詠もうと思うのかというと、作れる本の幅が広がるかなって思うからです。結局はここに帰ってくる。わたしは文章が書きたいんじゃなくて本を作りたいだけなんですよね。
だから、小説に対しても執着はあっても愛情はないんだと思う。「売れるものを書いてみたい」という向上心はあるけど、多分好奇心と同じで結果が見てみたいだけ。そこには別に熱意はない。

何にせよ手を動かさなきゃいけない。今日も昼過ぎくらいまで頑張れるといいな……。

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