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UBEREATSは、3230円注文で560円儲けてた話

UBEREATSに関するお金の流れと、オペレーションの仕組みを説明します。結論から話しますと、UBEREATSは、3,230円の注文に対して、560円の売上が発生していることがわかりました。

僕たちは実際にUBEREATSの配達パートナー(いわゆるドライバー)を体験し、そしてユーザーとして、UBEREATSを利用して注文した経験もあります。ドライバーに関する記事は、下記です。

【クラウドキッチン】配達デビューしたら、お金を稼ぐ楽しさを改めて実感した話

最初にお伝えしておきますが、これは2019年2月時点での情報です。UBEREATSを取り巻く環境の変化に応じて、今後の状況(ユーザー、レストラン、配達ドライバーがUBEREATSに支払う手数料)が変わる可能性は十分考えられます。

登場人物の紹介

UBEREATS:料理を届けるプラットフォームを構築

ユーザー:UBEREATSで注文する消費者(UBEREATSのアプリ登録者)

レストラン:UBEREATSに登録されている飲食店、料理を提供する

ドライバー:UBEREATSの配送パートナー、個人事業主扱い

では早速、オペレーション順にUBEREATSに関わるお金の流れを見ていきましょう。

1、ユーザーが料理を注文

ユーザーがアプリで料理を注文します。

そのとき、ユーザーは料理の料金に加えて"配送手数料”を支払います。

この配送手数料とは、いわばプラットフォーム手数料のようなもので、料理を注文するときに明記されています。

UBEREATSは、ユーザー、レストラン、ドライバーの3者をマッチングさせるプラットフォームを提供しています。

ユーザー、レストラン、ドライバーからのプラットフォーム手数料でUBEREATSの儲け額が決まります。

より詳しく理解するために、具体的な数字で見ていきましょう。

・料理の料金:2,770円

・配達手数料:460円 

ユーザーが支払う配送手数料460円が、UBEREATSがユーザーからもらう手数料です。

2、UBEREATSがユーザーからの注文を受け、レストランに注文情報を連絡する。

UBEREATSはユーザーからの注文を受け、レストランに注文情報を連絡します。

レストランは、UBEREATSで出品している料理金額の30%を"出店手数料”としてUBEREATSに支払いします。

料理の料金が2,770円ですので、出店手数料は831円となります。

*2,770円 × 30% = 831円

・出店手数料:831円

レストランが支払う出店手数料831円が、UBEREATSがレストランからもらう手数料です。

レストランに入金される金額は、2,770円から出店手数料831円を引いた1,939円となります。

3、UBEREATSがドライバーに配送依頼を行う

UBEREATSは、レストランで料理を受け取りユーザーへ料理を届けてくれるドライバーに配送依頼を出します。

ドライバーはUBEREATSからの依頼を受け、配送業務を行います。

ドライバーは配送料金の一部(約35%)をUBER手数料としてUBEREATSに支払います。

*ドライバーが最終的に受け取る金額は少し複雑です。ブーストと呼ばれるボーナスポイントのようなものが加味されるからです。

配送料金は距離や時間帯によりますが、今回の配送料金は1,072円です。

配送料金が1,072円で、UBER手数料は341円となります。

*この数字は実際の明細書から取ってきている数字です。

・UBER手数料:341円

ドライバーが支払うUBER手数料341円が、UBEREATSがドライバーからもらう手数料です。

ドライバーに入金される金額は、1,072円からUBER手数料341円を引いた731円となります。

UBEREATSが受け取る手数料の合計金額からドライバーへ支払う配送料金を引くと560円

上記1~3で、UBEREATSがユーザー、レストラン、ドライバーから受け取った手数料をまとめてみましょう。

1 配送手数料(ユーザー → UBEREATS):460円

2 出店手数料(レストラン → UBEREATS):831円

3 UBER手数料(ドライバー → UBEREATS):341円

そして、UBEREATSがドライバーに支払う配送金額は1,072円です。

よって、UBEREATSに残る金額は560円となります。

*460円+831円+341円-1,072円=560円

5、まとめ

※念の為、冒頭の図解をもう一度貼っておきます。

ユーザーが支払った3,230円から始まるUBEREATSに関わるお金の動きは次のように振り分けられます。

ユーザー:△3,230円

レストラン:1,939円

ドライバー:731円

UBEREATS:560円

今回の事例でUBEREATSの懐には、ユーザーが支払った3,230円の約17.3%にあたる560円が入るということになるのです。




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