穂村弘さんの『迷子手帳』を読みました

こんにちは、うえすぎゆうきです。

昨日、穂村弘さんの『迷子手帳』という本を読みました。

迷子手帳

東京・丸の内の丸善で見つけたこの本。なんとなく立ち読みしてみると、軽妙な語り口にどんどんひきこまれ、すぐに購入を決意。そして家に帰ってあっという間に一気読みしてしまいました。

この本は、穂村弘さんが新聞で連載しているエッセイなどをまとめたものです。穂村さんの書かれた本を読んだのはこれが初めてでした。

エッセイを読み進めていくと短歌が引用されているものが多く、短歌がお好きなのかなと思っていたのですが、そもそも穂村さんは現代短歌の第一人者なんですね。恥ずかしながらこれまで短歌などほとんど見たことがなく、知りませんでした。

でもエッセイの中で引用される短歌の見事なこと。エッセイの内容を見事に短歌がまとめています（短歌からインスピレーションを得てエッセイを書いているのかもしれません）。

短歌、おもしろそう。今度歌集でも買ってみようと思います。

短歌以外のエッセイの部分についても、ユーモアあり、ハッとさせられるような気づきもあり、とても読み応えがありました。読み応えがあるのに、さらさらと読めてしまう。そんな素敵な文章でした。

いつか自分もこんな文章を書けるようになりたい。。。