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次のキャリアに不安を感じている人にいつも言っている話

この年にもなると、まあまあいろんな人から仕事の悩みを聞くことがあります。

多くは会社勤めのサラリーマンをやっている人で先行きの不安をかなり感じられている人達なのです。

この先会社を辞めることになってしまったとしても、年齢制限があって、次の転職先がない。自分のスキルもそこまでたいしたものがない。なにかいいところはないか?

といったものです。

この手の話がきたときには、まず簡単に何をやって来たかと、自分が今持っているスキルをお聞きします。(もう採用面接だなw)

その上で、まずはいろんな環境を整えることをお奨めしています。

結構やっていないのがLinkedInですね。

LinkedInはビジネスに特化したSNSなんですが、ここに登録しておけば、プロフィールを見たヘッドハンターやエージェントが連絡してきてくれることが結構あります。

まずは機会を少しでもたくさん作ることが大事だと思うので、登録されることを薦めています。

次に、これが一番説明というか話すときに気を遣うところなのですが、お聞きしたスキルや経歴が一般的で特筆すべきものがない場合、

今と同じスキルセットのまま転職先で同じ仕事を希望する場合、年収はだいたい下がることを受け入れる

になります。

これがなかなか難しいのです。

それはそうですよね、今の家計事情といったものがありますからね。簡単に手取りが下がってしまうと困るというのはあるでしょう。

ただですね、だいたい一般的に、同じスキルセットのまま別の会社に転職すると、給料は下がると思っておいた方がいいと思います。

なので、自分の業界の職種の業界平均年収といったものをリサーチしてください、ということを薦めています。

お奨めのサイトは、「平均年収.jp」ですね。こちらは実に豊富なデータをもとに、いろんな切り口での年収情報を見ることができます。

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次に、自分のスキルの棚卸をしてみることをお奨めしています。

これまで過去、自分は何をしてきたのか、どんな資格を持っているのか、これを整理するのです。

職務経歴書を作成してみるでもいいし、なんでもいいです。

自分は何ができるんだろう、ということを思い返してみてほしいのです。

そうすると、自分の中ではたいしたことない、と思っているスキルや資格が、意外に必要とされたりすることがあったりするのですよね。

また、取り組んだことが別の業界でも活かせるというケースもあります。

そういったことを自分なりに見つめなおすことがとても大事なのですよね。

そこそこの年齢になると、自分が理想とする就職先というのはなかなかに難しいのですが、不可能ではないと思っています。

そして、誰でも転職先を見つけられ、かつ年収をUpさせる可能性もあるスキルがあります。

それは、

英語

です。

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業務や経歴だけだと年齢を盾に相手されなくても、英語ができると話が違います。一気に需要が高まるのですよね。

なので、どの人に対しても、英語ができたら働くところはいっぱいありますよ、ということを話します。

そうするとですね、多くの人は、

「だめだめだめ、私は英語できないので」

っていうリアクションをしてきます。

このリアクションをする人は、本当にもったいないなぁ、と思ってしまうのです。

言語って、頭が良くないと習得できない、っていった学問ではないのです。それが証拠に、世界中で実に多くのいろんな人が話しているではないですか。

そう、言語は絶対に誰でも習得できるんです。

要はやる気なんです。

ネイティブな人達と同じようにしゃべれないと英語はできたってことにならないと多くの人が思い込んでいます。

ただ、そこまででなくても十分コミュニケーションは成り立つんです。業務で、自分がしゃべらないと仕事が進まない状況におかれたら、おのずとコミュニケーション力は伸びていくんです。

文法は中学までで十分やっていけます。ボキャブラリは高校レベルまで必要かな、という感覚ですね。

だから、普段たとえばオンライン英会話でもいいから英語に触れておくとか、今の会社で英語をつかわないといけない仕事があったら率先してやってみることですね。

なので、共通で次のチャンスを得られるとしららキーワードは「英語」なんですよね。

プロジェクトマネージャーのお仕事とかでも、英語ができるとなった時点でオファーはめちゃくちゃ増えるし、報酬もぐっと上がります。

若い人達でも英語を鍛えてほしいというのは一緒ですね。

選択肢が間違いなく増えます。


まとめとして、今のままのスキルで、給料一緒のまま転職したいという願望は、年齢が上がれば上がるほど厳しくなっていきます。

なのでそうなったときのための備えとして英語をやりましょう。

自分の英語を聞かれたら恥ずかしいとか言っている人。

あなたが思っているほど周りはあなたの英語を聞いていません。関心もありません。

むしろ、片言でも単語の羅列でも、コミュニケーションをとろうとしている人のほうがよっぽどかっこいいです。

まだ「でも、、」とか「しかし、、、」とか言ってる人。

「四の五の言わずに英語やんな!」


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それではまた!

日々感謝 m(_ _)m








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