映画「ザリガニの鳴くところ」感想
本屋で原作をたまたま見かけたのと、Netflixで配信されてて、不思議なタイトルだなって気になり鑑賞しました。
ネタバレがあるので気をつけて下さい。
あれ?このままで事故死で終わるのかなと思っていたらとんでもなかった。
ラストでやられましたー。
それまで犯行の場面や、犯行を匂わせる演出が一切なく、最後は彼女が人生をかけて収集していた動植物の貝殻だけが、全てを物語っていて鳥肌が立ちました。
幼い頃から自然に育てられ、自然から学んだ死生観や倫理観があったらこそ人を殺してもあそこまで平然していられたのかもしれませんね。サイコパスとはまた違ったものだとおもいました。
生きるという事は普段は狩られる側も、時には声を出して捕食者に立ち向かう事もある。
映画のタイトルの「ザリガニの泣くところ」って
そう意味なんじゃないかなって思いました。
読んで下さりありがとうございました。
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