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成功の秘訣は愛が中心にある

経営のノウハウなんてまったくないので
ただ漠然と現状の働き方や職場の話を
何人かでリビングで話していてでた結論。

うまくいく会社は愛があるよね。

すべてにあてはまるわけじゃないけど
愛があるところはビジネスチャンスがきたり
経営が好転したりという循環があるように思う。

いろいろ派遣でもまわったりして
感じたことだが離職が多い現場は
スタッフを大事にしていない所が多い気がする。

会社が打ち出している理念を遂行できる余裕もなければ
スタッフのモチベーションがあがる環境もない。
環境をよくするために看護師には次から次へと業務がかせられる。
なぜか医師には都合がよいことが多い。
それは組織のトップが医師だからだろうと推測している。
くわえて医療業界のぬぐい切れない古い体質だろう。

高価な医療器械の購入や新しい施設の建設
反対に現場では古いPCしかなかったり台数がたりなかったり
他の病院ではあるような物品がなかったり
看護師の業務以外の仕事が多かったり
そうなるとはっきりいって業務の効率がすごく悪い。

そして医師ありきのシステム構築は
風通しのよい職場環境とは程遠く
意見の活発化がはかれず言いたいことも発言できない。
そうなるとスタッフのモチベーションはさがり
思い描いていた看護とのミスマッチが大きくなる。
そういう環境ではスタッフのやりがいだったり
職場の魅力というものや将来性がみいだせず
新しい職場をもとめるのは当たり前のながれではないだろうか。

働いている社員の満足度があげればあがるほど
生産性があがり、ひいては患者への還元率も多くなる。
離職率も低下しスタッフが定着すれば
エージェントに支払うお金もへるし人件費もさがり
いい循環になるのではないだろうか。

病院も会社なので利益はうまなければいけない。
それならば魅力的ななにかがいる時代だ。
だからといって高価な医療機器をいれれば
お客さんをよべるほど今の時代は甘くない。

これだけ情報時代になり患者もいろいろ情報収集ができる。
いくら高価な医療機器を取り入れようと
それを使用する人間や環境がまずかったら意味がないのだ。
経営のノウハウがない私にはどうしてこんなに簡単なことが
上層部に伝わらないのか不思議でたまらない。
いろんなところをみてみて
スタッフが疲弊している環境はこういうところが多い。

私の知っている医師の病院は
就職希望がとても少ない病院だった。
息子に代替わりしそこから戦略をかえたのだ。

対策チームをつくりスタッフ満足度をあげていった。
週1回夜勤は鉄板焼き弁当やお寿司など食事の提供や
新人ナースの食事会をやメンズナースの食事会をし
院長が参加したり出張のたびのお土産
土用の丑の日はうなぎをバレンタインはチョコを
スタッフ全員に配ってみたり
夏の制服はかりゆしを採用してみたり
栄養スタッフとパティスリーと共同で糖尿病の人も
食べられるスイーツを企画したり
病院マスコットを作成しSNSを使用したり
もっといろいろやっていたと思う。

その結果
就職希望者が倍増している。
これはスタッフにいろいろ頂戴ね♡
といっているのではない。
物をくれなくてもいいのだ。
スタッフの働きやすさをつくるべく
関心をもってくれているかが可視化できているかということだ。
そういう動きがみえればスタッフも踏ん張れるのだ。
将来に期待がもてるのだ。
がんばれば認めてもらえる。
気持ちを理解してもらえる。
というモチベーションにつながり会社に還元したくなる。

そういう動きをしている病院が少ない気がする。
一般企業にくらべとくに遅れている気がする。
スタッフの人間力に頼りすぎている部分が大きい業界ではないだろうか。

今日話している中で
作業着の会社のことを知った。
ニュースになっていたらしいが
一般的におしゃれとはいいずらい作業着を
スーツのようなスタイルにしてみたら
思いのほか反響があり
それ自体がブランドとなり会社になったという。

みため本当にカジュアルスーツのようだった。
しかし、そもそもの始まりは自社のためだけの製品だったらしい。
それがビジネスチャンスにつながったのだ。
そこにも社員のためのものというが入っている。

経営ノウハウのないただの素人の私のひとりごと。

なにごとも成功の秘訣は愛だな愛

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